小さな星がほらひとつ

読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

未完の名作『銀と金』のドラマが予想外に面白かった

こんにちは。

Amazonプライム ビデオで配信されているドラマ『銀と金』(全13話)を観ました。

www.tv-tokyo.co.jp


原作はあの『賭博黙示録カイジ』『アカギー闇に降り立った天才』『最強伝説 黒澤』で知られる漫画家、福本伸行

1992年から1996年に月刊『アクションピザッツ』(双葉社)という漫画雑誌で連載されていました。


この『銀と金』がなぜ”未完”なのかと言えば、上記の漫画雑誌で連載が打ち切られてしまったからです。Wikipediaによれば表向きは”休載”のようですが、事実上の打ち切りのようです。このため伏線は未回収だし”最終決戦”とも呼ぶべき、「弟子が師匠を超える?超えない?」回が無いままになっています。

とまぁ、そんな予備知識は一切なく「かろうじて存在だけは知っている」レベルでドラマを観始めました。
※以下、ネタバレが入ります

ドラマ『銀と金』の感想

正直に言って福本作品の実写化と言えば劇場版『カイジ 人生逆転ゲーム』『カイジ2〜人生奪回ゲーム〜』がどうしても思い起こされ、あまり期待していませんでした。

が、結論からするとめちゃおもしろい!!

悪のカリスマ平井銀二(リリー・フランキー)とダメ男の森田鉄男(池松壮亮)のキャラ立ち

まずは公式ホームページを飾る写真。どうしたって目が行くのは平井銀二を演じるリリー・フランキーさんですね。悪そ〜で魅力的な顔面です。原作を読んでいないので、どんな演技が正解なのかは分かりませんが、ドラマ初見の私からすると完璧でした。

喋り方とか喋るテンションとか、普段テレビで見かけるリリー・フランキーさんと変わらない気がしますけどね。だけど、めっちゃ悪そう。てか悪い。でも悪いだけではなく、その雰囲気や喋り方、仕草のひとつひとつがカッコいい。何がカッコいいのかは分からないけど、カッコいい。カリスマですよ。


でもこの平井銀二、主役じゃないんですね。主役は写真向かって左、池松壮亮さん演じる森田鉄雄です。

この森田がどうしようもないダメ男で、いい年してフリーター。ギャンブルは負け続け、バイトは無断欠勤、ファミレスで騒ぐ学生達の食事をこっそりぐちゃぐちゃにしていく根暗さ。

そんな彼が競馬でスッカラカンになり、クズ馬券が札束に見え始め「いよいよ末期」となったところで、平井銀二に出会うところから物語が始まります。


このダメ男、森田を主人公に立てることで「森田が銀二を目指して詐欺師としてどんどん成長していく」というのが話の推進力になります。

これ銀二が主人公だったら何の緊張感もなく敵をボコボコにしちゃうから、話として成り立ちません。その”作中最強”と容易に想像できる銀二を森田の側に置き、「最終的には銀さんと一騎打ち!」という未来が明確に読者に提示されているため、物語を追いやすく話に入りやすい。

ネタバレですが、この「森田VS銀二」が描かれないまま休載に入ってたため未完の名作です。当然ドラマでもその手前で終わってしまいます。

ギャンブルがとにかく面白い

とまぁ、この辺のキャラ設定とか全体のお話の流れとか散々書いてきましたが、これらは”おまけ”ですね。

この作品を名作たらしめるものは説明するまでもなく、ひとつひとつの”ギャンブル”の面白さです。

それもこれも賭け金、ルールともに常軌を逸した勝負ばかり。

自前の札束で橋を渡り本物の絵画を見分ける

金の橋
Amazonビデオ 『銀と金』第6話より

絵画までの距離1cmにつき100万円、1mなら1億円で橋を作る。落ちたら全額没収。

天井なしの賭け金で数億円までベットするポーカー

賭け値上限なしのポーカー
Amazonビデオ 『銀と金』第9話より

先にレイズ(賭け金アップ)できなくなった方が負け。金さえあれば強い役作る必要なし。

1ツモ100万円取られる麻雀

1ツモ100万円取られる麻雀
Amazonビデオ 『銀と金』第10話より

貯まったツモ代は勝った人が総取り。ちなみに親はツモ代を好きなだけ倍々に増やせる。最終的には役満直撃6,000億円とかいうわけわからない数字が出てきます。


そのひとつひとつがよく考えられた設定、展開で「さすが、さすがだ!福本先生!!」と舌を巻きます。

特にポーカー編は「どっちが多く金を賭けられるか」というのが勝負の鍵だったはずが、最終的にはポーカーの役そのもので決着するという展開。何重にも罠を仕掛けてひとつひとつを効果的に炸裂させていく森田に痺れました。

完璧なわけじゃない

え?最初の「仕手戦」はどうしたって?

なんかあの辺はですね、強かな交渉を魅せるという目的があるっぽいのは分かるんですが、それにしても「その情報どっから持ってきたんだよ」と言うくらいに銀二たち一味の情報網が広すぎてちょっと白けてしまいました。


それとドラマだと、銀二と別れた後に森田が理由もハッキリしないまま突然変異してメチャクチャな切れ者になっているのですが、勝負が面白ければオールオッケー!!

”あの映画”よりは全然良い!

ということで、原作が未完であるためドラマの終わりも尻切れトンボ感が強いですが、劇場版『カイジ』よりは全然違和感なく、大変楽しめました。

1ヶ月間無料のAmazonプライム会員になればドラマ『銀と金』が全話観れます!おすすめです!

1番美味しい冷凍炒飯はこれだ!!

こんにちは。

昨年に初めて冷凍炒飯デビューして以来、数種類の冷凍炒飯を食べてきました。

商品ごとに様々な特徴を持った冷凍炒飯。


結構な種類を食べてきましたので、この辺で(今のところ)1番おいしい冷凍炒飯を決めようと思います。

各商品の特徴とおすすめポイントを紹介しつつ、ランキング形式で発表します。

まだ冷凍炒飯食べたことない」という人や「全部一緒じゃないの?」と思っている人に参考にしていただければ幸いです。


※記載の価格は近所のスーパーやコンビニで確認したものなので、お住いの場所によって異なる可能性があります。

10位 COOP『パラッと炒めた本格炒飯』

COOP『パラッと炒めた本格炒飯』

内容量:450g

価格:258円

まずは生活の味方「生協」のプライベートブランドから発売の冷凍炒飯『パラッと炒めた本格炒飯』です。
COOP『パラッと炒めた本格炒飯』

見た目はとても美味しそう。微かににんにくの香りがしてきますが、香りとしては少し弱いです。

味は普通of普通で、可もなく不可もなくと言ったところ。

具材も申し訳程度にチャーシューがあるくらいで、目立った特徴はありません。


ということで食事として楽しむのはイマイチですねぇ。ただし生協だけあって、内容量に対する価格は安い!

こんな人におすすめ
  • 生協会員の人
  • 安く食べたい人

9位 味の素『焦がしにんにくのマー油と葱油が香るザ・チャーハン』

味の素『焦がしにんにくのマー油と葱油が香るザ・チャーハン』

内容量:600g

価格:398円

こちらの記事でも紹介させていただきました。
blog.wackwack.net

味の素『焦がしにんにくのマー油と葱油が香るザ・チャーハン』

CMがメチャメチャ美味しそうなことと、そのタイトルから最も印象に残る冷凍炒飯であることは間違いありません。

しかし肝心の味は……私には合いませんでした。


まず何と言っても米にまとわり付く脂がしつこすぎる。食べれば食べるほど口の中に脂が広がり気持ち悪いです。

さらに香りの強さに比べその味は淡白。食べ終わる前に飽きます。


しかしながらチャーシューはGOOD!唐揚げの断片程もあるチャーシューは噛んでジュワッと、柔らかく香ばしいお肉です。

こんな人におすすめ
  • 肉が食べたい!
  • ガッツリたくさん食べたい!
  • 小栗旬くんに母性を刺激されたい!

8位 NISSIN『チキンラーメン 炒飯風おにぎり』

NISSIN『チキンラーメン 炒飯風おにぎり』

内容量:100g

価格:137円

続いてはこの変わり種、NISSINから発売のチキンラーメン 炒飯風おにぎり』。もうチキンラーメンなのか炒飯なのかおにぎりなのか分かりませんね。


開封時はこのような専用容器に密封されています。
NISSIN『チキンラーメン 炒飯風おにぎり

チンして神秘のベールを脱ぐと輝くチキンラーメン色のおにぎりが!!!
NISSIN『チキンラーメン 炒飯風おにぎり

その色味と香りの中に微かなチキンラーメンを感じます。

で、味の方ですが、チキンラーメン感はありませんね。しかも味が薄い……

とは言え1個入りなので、パクっと手軽に食べられます。

こんな人におすすめ

7位 ローソン『ふっくらパラッと炒飯』

ローソン『ふっくらパラッと炒飯』

内容量:200g

価格:108円

ローソンのプライベートブランドから発売の『ふっくらパラッと炒飯』ローソン『ふっくらパラッと炒飯』

嬉しいのはサクッと食べられるこのサイズとその価格。コスパは抜群です。

中身についてはコンビニですから、過度の期待は厳禁です。米粒にパラパラ感がありません。またチャーシューが小さく、存在感に欠けます。

一方でタケノコが入っていて、シャキッとした食感は良いアクセントです。味そのものもあっさりしていて、脂っぽさもありません。人によっては物足りないかもしれませんが、あっさり食べたい人には満足でしょう。

こんな人におすすめ
  • ひとりでサッと食べたい!
  • コスパを重視したい!
  • あっさりした炒飯がいい!

6位 マルハニチロ『直火炒めビビンバチャーハン』

マルハニチロ『直火炒めビビンバチャーハン』

内容量:450g

価格:300円

こちらも変わり種、冷凍炒飯のメジャーどころマルハニチロから発売の『直火炒めビビンバチャーハン』です。
マルハニチロ『直火炒めビビンバチャーハン』

この商品は正直言って他の商品と比較が難しいです。

なぜならビビンバそのものだから。商品名に”チャーハン”とはあるものの、中身は完全にビビンバです。

味はさすがのマルハニチロ、うまい。ピリ辛の味付けがビビンバを彷彿とさせ、ナムルのシャキシャキ感も良い。牛カルビもしっかりとしたサイズで食べごたえ抜群です。

こんな人におすすめ
  • 冷凍炒飯には飽きた!
  • ビビンバ喰いたい!

5位 セブンイレブン『炒め香味チャーハン』

セブンイレブン『炒め香味チャーハン』

内容量:400g

価格:267円

続いてはコンビニの帝王セブンイレブンプライベートブランドから発売の『炒め香味チャーハン』です。
セブンイレブン『炒め香味チャーハン』

レンチンして取り出すと、商品名の”香味”に恥じない香ばしさが漂います。

そしてこのチャーハン、色が妙に白いんですよね。

しかし!その見た目に反してしっかりとした味付けがGOOD!結構濃い目な味付けで”香味”感がハンパじゃない。食べる程に食欲をかきたてます。

「香ばしさ」マニアは必見です。

こんな人におすすめ
  • 「香ばしさ」大好き!
  • 最後までおいしく食べたい!

4位 マルハニチロ『あおり炒めの焼豚炒飯』

マルハニチロ『あおり炒めの焼豚炒飯』

内容量:450g

価格:311円

あおりにあおった冷凍炒飯『あおり炒めの焼豚炒飯』が登場です。

”あおり炒め”については過去記事でご紹介しています。
blog.wackwack.net

こちらの冷凍炒飯は”あおり炒め”を謳っているだけあり、米がパラッパラなのが最大の特徴です。 マルハニチロ『あおり炒めの焼豚炒飯』

さらに”あおり炒め”と二枚看板を掲げる”焼豚”もあなどれません。しっかりとした食感でありつつも主張しすぎない。米・焼豚・卵・ネギが一体となり焼豚炒飯を作り上げています。

「とりあえず冷凍炒飯食べたい」と思った時に選ぶべき商品です。

こんな人におすすめ
  • とりあえず冷凍炒飯食べたい!
  • パラッパラの炒飯感を味わいたい!

3位 ニチレイ『本格炒め炒飯』

ニチレイ『本格炒め炒飯』

内容量:450g

価格:311円

いよいよベスト3。ここで冷凍炒飯の原点『本格炒め炒飯』の登場です。
blog.wackwack.net

この冷凍炒飯を一言で現すと”シンプル・イズ・ザ・ベスト”です。

炒飯を構成するのは米・卵・ネギ・焼豚のみ。そして卵が少し多め。この最小構成がもたらすものはレンジでチンした後の黄金の輝きです。
ニチレイ『本格炒め炒飯』

で、この『本格炒め炒飯』の何が美味しいかというと「炒飯そのもの」なんです。

「冷凍炒飯なのに何言ってんの?」とお思いでしょうが食べれば分かります。どこか懐かしい、どこかで食べた気がする”あの味”。それを感じさせてくれるこの冷凍炒飯こそまさに”原点”と言える存在です。

こんな人におすすめ
  • シンプルな”炒飯”が食べたい!
  • お店の炒飯を求めている!

2位 マルハニチロ『炒飯の極み [えび五目XO醤]』

マルハニチロ『炒飯の極み [えび五目XO醤]』

内容量:600g

価格:428円

全ての炒飯の頂点宣言をしている大型新人『炒飯の極み』の登場です。 blog.wackwack.net

ただこの『炒飯の極み』、口だけじゃなく本当に”極み”なんです。

最大の特徴は”エビ”を使っていること。エビとXO醤の力で他の冷凍炒飯とは一線を画す香ばしさを漂わせます。
炒飯の極み

そしてえびとXO醤のコンボは味にも香ばしさをもたらします。複雑な味わいは本格中華を感じさせると共に、今まで味わったことのない炒飯。

さらにエビの「カリッ」「フワッ」という食感が抜群でたまらない。いくらでも食えます。

こんな人におすすめ
  • 普通の冷凍炒飯にはもう飽きた!
  • これまでに食べたことのない炒飯が食べたい!

1位 ニチレイ『レンジでふっくらパラッと五目炒飯』

ニチレイ『レンジでふっくらパラッと五目炒飯』

内容量:500g

価格:311円

私の中で最強の冷凍炒飯が『レンジでふっくらパラッと五目炒飯』です。 blog.wackwack.net

見た目、香り、味、全てにおいて文句の付けどころがありません。
ニチレイ『レンジでふっくらパラッと五目炒飯』

この商品を最強の冷凍炒飯とした最大のポイントは、商品名にもある「五目」が示す食材の豊富さ。

特にタケノコと焼豚のバランスが最高。「シャキシャキ」っとタケノコのインパクトがきた直後に「ジュッジュワ~」と焼豚のジューシーさが広がる。食べていて面白く美味しく飽きない。これ一品で満足な食事ができる、完成された商品。

こんな人におすすめ
  • シンプルな冷凍炒飯にはもう飽きた!
  • 食事として楽しみたい!

きっとあなたが好きな冷凍炒飯が見つかります

ということで私がおすすめする最強の冷凍炒飯はニチレイ『レンジでふっくらパラッと五目炒飯』です。


しかしながら各冷凍炒飯の紹介にも書いたとおり、一口に”冷凍炒飯”と言っても千差万別、様々な特徴を持っています。ですから私がイマイチと思ってもあなたにとってはどストライクな炒飯があるはずです。

ぜひここで紹介した商品に限らず、あらゆる冷凍炒飯を食べ比べてあなたのベスト冷凍炒飯を見つけましょう!!

[冷凍] 味の素 ザ・チャーハン袋 600g

[冷凍] 味の素 ザ・チャーハン袋 600g

鼻毛を抜くのが最高に痛気持ちいい

こんにちは。

みなさん「自分の鼻毛が出ている!」と気付いた時、どうしていますか?

切る?抜く?押し込む?


私は断然「抜く派」です。

なぜかって?

それは「痛気持ちいい」からです。


指先でピッとつまんで思い切りよくブツン!!と抜く。

涙が出るほど痛い。出るほどというか普通に涙が出る。

でも、

「うほぉぉぉぉぉぉ〜」

何かスッキリした気持ちになる。

さらに直後に1発、

「ふぇっっっっっっっくしょん!!!!」

締めのクシャミ。

吹き抜ける爽快感。そして私の手には特大の鼻毛。立派だ。剛毛だ。そのたくましい鼻毛に惚れ惚れする。

これがあるから鼻毛抜くのはやめられない。「痛気持ちいい」快感が癖になる。一種の依存症だ。


この鼻毛を抜くことの「痛さ」を何かに活用できないだろうかと考えた。


例えば悪いことをした子どもに罰として……

いや、子どもには痛すぎる。トラウマになり鼻毛出ている人を見る度に叫んで気を失ってしまう可能性がある。

痛すぎるから親や教師がやろうものなら、今の時代体罰で大問題になるだろう。それ程までに鼻毛を抜くのは大人の痛さだ。


では、眠気覚ましにどうだろう。授業中や仕事中、眠くて眠くて仕方ない時に、こっそり1本ブチッと……

うん、結構いいかもしれない。あの鋭い痛みは頬をつねったりするよりもずっと良く効くだろう。


と、ここまで来て「みんな鼻毛抜くの結構好きなんだろう?」と思い検索してみた。

すると驚愕の事実が。

mens-skincare-univ.com

要約すると「鼻毛を抜く→毛穴が野ざらしに→菌が毛穴に入り込む→鼻、腫れる」ということらしい。


結論:鼻毛は抜かずに切ると良い。


こちらからは以上です。

パナソニック エチケットカッター 黒 ER-GN10-K

パナソニック エチケットカッター 黒 ER-GN10-K

『エクスペンダブルズ』シリーズの感想は「最高」以外に言葉が無い

こんにちは。

2日日間で『エクスペンダブルズ』『エクスペンダブルズ2』『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』と、エクスペンダブルズシリーズをHuluで一気に観ました。

エクスペンタブルズ3

エクスペンタブルズ3


あのね、感想ですけどね、


最高!!!!!!


はい、以上!!!!!!!!



これだけだとお粗末過ぎるのでもう少し書きますが、この先読まなくてもいいので観たこと無い方はとにかくさっさと観てください!!Huluなら2週間無料で視聴できますよ!!

『エクスペンダブルズ』ってなに?

シルヴェスター・スタローンが監督・脚本・主演を務める、


男たちによる

男のための

男の映画


です。


あらすじ

もうあらすじとかどうでもいいんですが一応説明しておくと、シリーズ通しての話の展開は、


どこかの国のどこかの組織にメッチャ悪い奴らがいて、バーニー・ロス(シルヴェスター・スタローン)率いる『エクスペンダブルズ』(和名:消耗品軍団)が圧倒的な戦力でそいつらをぶちのめす


というものです。


え?ストーリー?伏線?愛?恋?感動?社会への問題提起?


無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!


そんなものに何の意味がある?この”キャスティング”において、無駄にストーリーに凝ってどうする?

それじゃぁ意味がない、ぬるいんだよ!一切のムダを排し、銃撃!ナイフ!格闘!爆破!に全てを注ぎ込んだこの映像。そしてそれを生み出す男臭い絆!必要なものはそれだけだ!!

これを目の当たりにしてまだストーリーがどうのと、ぬるいことにこだわりますか?

出演者

これが「男たちによる男のための男の映画」と呼ばれる由縁です。


シルヴェスター・スタローンジェイソン・ステイサムドルフ・ラングレンジェット・リーテリー・クルーズランディ・クートゥアミッキー・ロークブルース・ウィリスアーノルド・シュワルツェネッガーチャック・ノリス、ジャン・クロード・ヴァンダム、ウェズリー・スナイプスメル・ギブソンハリソン・フォード


ピンとこない名前もあるでしょう。正直私もハリウッドアクション映画そのものにはあまり興味がありません。

ですがそんな私でも「シルヴェスター・スタローン」「ブルース・ウィリス」「アーノルド・シュワルツェネッガー」がハリウッドの超アクションスターであることは知っています。そんな人間たちが一堂に会し暴れまわる。


これだけで、もう、これは、

お……男祭りだぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!

『エクスペンダブルズ』のここが最高!

既に出演者だけで最高!が伝わるはずなのですが、それでももっと知りたいという欲張りさんのために『エクスペンダブルズ』の最高な点を紹介しましょう。


まずは主人公であり『エクスペンダブルズ』の隊長、バーニー・ロスシルヴェスター・スタローン)がめちゃカッコいい。もちろんみんなカッコいいんだけど、抜きん出ている。

あの葉巻の吸い方。時に美味そうに時に苦そうに吸っている姿は人生の酸いも甘いも経験しきったであろう、ザ・男。リーダーの器も十分で義理人情に溢れている。人殺しには変わりないので人間として立派なわけではないけれど、自分のやっていることに常に悩む姿は人間味に溢れどうしようもなく魅力的。

さらにあの武闘力。パンチが重い重い。私が喰らったら1撃で命を落としてます。

極めつけはあの早撃ち。くそ早い、くそカッコいい。一発一発引き金引いて撃ってるはずなのにガトリング並の連射力。しょんべん漏れる。


そしてバーニー・ロスを取り囲む歴戦の戦士たち。こいつらの間に溢れる和気あいあい感と熱い絆。女を排除した完全な男の世界。これぞまさに”男祭り”

何気ない会話にぶち込んでくる下品な会話やブラックジョーに思わずクスッとする。

かと思えば、仲間のために戦地へ向かうその姿はカッコいいとしか言いようがない。男たちの永遠のあこがれ。

最高潮はもちろん戦場での暴れっぷり。1カット1アクションを見る度に

「ヒャッハー!!!!!!!!」

と叫ばずにいられない。

これはもう殺し合いを通り越したパーティー。殺る側も殺られる側もみ~んなパーティーの参加者。我々はその楽しげなパーティーを観てひたすらに楽しむだけ。脳内アドレナリンをドバドバ垂れ流しながらひたすらこの”男祭り”を体全身で受け止める。


最後に待ち受けるのは”打ち上げ”シーン。これは我々のために戦場と言う名のパーティーを開いてくれたキャストたちが「俺たち頑張ったぜ!俺たち最高!」と打ち上げして楽しむ様子が流れる特典映像。

この打ち上げシーンこそが、完璧で唯一の終わり方。みんなもやるでしょ?「文化祭が終わった」とか「部活引退した」とか「年内の仕事終わった」とか。打ち上げするでしょ?

ソレです。ここまで観て”男祭り”は完成する。




と、言うことで、ね?もうこの辺でいいですね?

まだ観たこと無いそこのあなた!今すぐHuluで『エクスペンダブルズ』シリーズを一気に観てください!そして”男祭り”を全身で感じでください!!!!

なぜ僕らは『ARMS』に心惹かれたのか

1997年から2002年にかけて週刊少年サンデーで連載された皆川亮二原作の漫画『ARMS』。

アニメ化・ゲーム化もされていて知名度はそこそこあると思います。


ARMSという漫画を振り返るとき欠かすことのできないキーワードがあります。

中二病


そう、この漫画には中二病を患う男子が求める全てのものが詰まっている。実際に私が初めてARMSを手に取ったのも中学二年生の頃でした。

中学時代の私は「『ARMS』が人生史上最高に好きな漫画だろう」と思っていました。

今でも十分に面白いですが年を経ておじさんになると、あの時ほど心は惹かれないように思います。


なぜ中学生だった私はARMSにあれ程まで心惹かれたのだろうか。


それは、中学男子を虜にする中二病な魅力に他なりません。

今回は”あの時代”を振り返り、中学男子から見たARMSの魅力を語ります。

ARMSに散りばめられた”中二病”の魅力

少年少女に芽生える特殊能力

ARMSは主人公・高槻涼を初めとした、普通の少年少女たちに特殊な能力が目覚めところから物語がスタートします。

それを機に高槻たちは謎の組織に狙われ、ありふれた日常はあっという間に崩れ去る。


「もし自分に特殊な能力があったら」
「こんな才能に目覚めたら」
「謎の組織に追われる立場だったら」


現実に起こるはずもない、でも中学生男子の誰もが抱く妄想が漫画の中で繰り広げられる。

さらに舞台は未来でも空想世界SFでもなく、読者と同じ現代。

身近な世界で具現化された自らの妄想。

中二心を鷲掴みにする。

主人公の万能感

主人公の高槻涼「どこにでもいそうな」と言いましたが、

こんなやつ、いない。

  • 勉強ができる
  • 授業をたまにサボっちゃうくらいの不真面目さ
  • 友達が多く人望も厚い
  • スポーツ万能
  • 将来の嫁候補である幼馴染みがいる
  • 父親仕込でサバイバル能力に長ける
  • ツバメのヒナを巣に戻してあげる優しい心
  • 深い絶望に陥っても自力で戻ってくる強靭な精神

ね、いないでしょ?


完璧な主人公を見た僕らは「こんなやついねーよ」と嫌悪感を抱く。

だけれどそれは表面的なもので、心の底では彼に惹かれているのだ。

だってそこにいる彼は「僕らがなりたかった姿」だから。


完璧で嫌味がない、主人公としての完成形である高槻涼。心のどこかで理想を追う中二の僕らにとって、彼の挑戦は応援せずにいられないものなのだ。

立ちはだかる巨大組織と陰謀論

高槻たちが対峙する謎の組織『エグリゴリ』。


謎が謎を呼ぶ、謎だらけの組織。分かりやすいほどの悪


「街一つを壊滅させられるほどの軍隊をもっている!?」

「こ、こいつがキース!」

「え、キースまだいるの!?じゃああのキースは……!?」

「アメリカ大統領も手が出せないなんて……」

「人体実験……悪いのはキースやない!人間どもや!」


……と、数え切れないほどの謎と伏線をばら撒き、考え得る限りの極悪非道を貫きつつも、悲しい過去を持つエグリゴリ。


巨大組織と見えざる力が大好きな中学生男子。

だけどそこにちょっぴりと「悪いだけじゃない」塩味を効かせた敵の存在に、大人の階段を登りつつある僕らは魅せられる。

力の進化

少年漫画には進化・成長が付きもので、ARMSも例外ではない。


ARMSの主人公たちが成し遂げる進化は「心」「力」「見た目」の3つ。

その中でも「見た目」の進化の見せ方が凄まじい。


大体の少年漫画と言ったら、初っ端からカッコいい魅力的な”武器”があるもんです。

しかしARMSにおいて初めて見る”武器”はとてもグロテスク。


序盤でのARMSは腕・足がどんな形状なのかも良くわからないし、主人公たちはそれを制御できず自分の意に反して人を傷つける。

そこにあるのはカッコイイ武器なんかではなく、自分の体に住み着いた謎の生物。


話が進むに連れて謎の生物・ARMSと意思疎通ができるようになり、形も安定してきて立派な”武器”に見えるようになる。


そして絶体絶命の大ピンチに万を持して登場する全身変形体


己の力に苦しみ、圧倒的な敵を目の当たりにした先に手に入れた強い心・本当の力、そして見た目。

進化のカタルシスに心が震える。

最強のパワーワード

ARMSを代表するセリフといえばこれ。


力が欲しいか?力が欲しければ……くれてやる!


もうこんなのね、興奮しない中学生いますか?

中二男子が興奮するものの代表格「謎の問いかけ」。最高。

不思議の国のアリス」という題材

続いてこれ。不思議の国のアリスというと、中学生的にはさほど興味のない童話です。

しかしARMSでは、不思議の国のアリスが持つ要素うまーーーーく取り入れたことでストーリーはもちろん、中二病が輝く。

その例をいくつか挙げてみます。

日本語を英名で呼ぶ

これ。中学生大好きなやつ。

「”本気”と書いて”マジ”と読む」

みたいなね。

  • ”魔獣”で”ジャバウォック”
  • ”騎士”で”ナイト”
  • ”白兎”で”ホワイトラビット”

といった具合に不思議の国のアリスのキャラクターたちに漢字を当てはめる。

さらに全話のタイトルも漢字二文字で英語読み。


(当時は)英語習いたてであった中学生にとって、その英語の響きはオサレ以外の何者でもなかった。

そしてスペルと筆記体を自分で調べ、書いて、より一層オサレに心震えたのだ。

技名

各ARMSたちの特徴を活かした必殺技。全て日本語と英語を組み合わせた構成です。

カッコイイ響きのカタカナに、いかつい漢字の組み合わせ。中学男子の眠れる熱い血をざわつかせる。

ARMSじゃないけど強いやつ

話の中心は主人公一同のARMS対エグリゴリのARMSなわけですが、ARMSじゃない強いやつらも沢山出てくる。

この”ARMSに依存しない話の展開”が、普通じゃないものに敏感な中学男子のアンテナにひっかかる!

以下、ARMSにおける普通じゃない人たちをご紹介。

コウ・カルナギ

何の改造も受けておらず自分の肉体のみを武器とする。猛獣を素手で殺し、量産型ARMSを軽く捻り潰す。

初出時は絶望的な強さであり、主人公たちが絶対絶滅に陥った時には心強い希望として現れる。

このアウトロー感、大好き。

スティンガー

エグリゴリの強化人間部隊″猟犬(ハウンド)″の隊長。

脳内のアドレナリンを過剰に分泌することで戦闘能力を飛躍的に高める。

カルナギほどのインパクトはないが高槻たちとの激闘の末、親心を思い出したシーンでは中学男子もホロリとくる。

高槻巌・美沙

出た!!出ました!!

”ただのサラリーマンと主婦”と思われていた高槻涼の両親。

しかしその実態は凄腕の傭兵だった。父・巌にいたっては完全体のARMSですら圧倒する、力だけではなく強靭な精神の持ち主。おそらく作中最強のキャラクターです。

この″実は凄いやつでした″は中学男子にとってたまらない展開。自分だけではなく「身近な人が特殊な力を持っていた」「裏の顔があった」という妄想を見事に取り入れている。

中学生でARMSに出会えた幸運

以上、ARMSがもつ魅力から中二的な要素に絞って振り返ってきました。

振り返って改めて感じたのは「中学生でARMSを読めてよかった」ということです。


ARMSは今読んでも、いつ読んでもおもしろく、色褪せることのない名作であることは確かです。

でももし、高校生で読んでいたら話の熱さと中二っぽさに「ちょっとダサい」と斜に構えていたかもしれません。

大人になってから読んでいたら「この漫画おもしれー」と何の感慨もなくおもしろさだけに終始していたかもしれません。


そうではなく、一生の中でも最大級に妄想を広げる中二病の発祥時期。そのタイミングで読んだからこそ、特殊能力が目覚めるはずだった自分を主人公たちに投影し、謎の組織と壮絶な戦いを繰り広げる世界へ入り込んだかのように、作品に没頭できた。

あの感覚はあの時しか味わえない、今読み返してもダメなんです。


だから、今中学生のみなさんは急いでARMSを手にとり読んでください。

そして大人になってしまったみなさん。ARMSはいつまでもおもしろい。これからも読み続けましょう。そして願わくば、次の世代へこの作品を継いでいきましょう。