0歳から1歳までの子育てで役立ったもの、意外と役に立たなかったもの

こんにちは。

昨年娘が生まれてあっという間に時間が過ぎました。

忙しい育児を少しでも楽にするため、そして子どもの安全のため「使えるものは何でも使う!」スタンスでやってきました。

その中で

「これめっちゃ便利じゃん!!」

というものもあれば、

「思ったよりも役に立たなかったな……」

というのもあります。

今回はこれから子育てを頑張っていこうとしている人、あるいはすでに頑張っているけどもっと楽したいと考えている人に向けて、娘の0ヶ月~1歳0ヶ月までの子育てに役立ったもの、役立たなかったものを紹介していきます!!

※あくまで私の子の場合は、という観点での紹介です。子どもの成長は一人ひとり全く異なりますから、その点はご留意願います。

買ってよかったもの

()の中はおおよその利用期間

電動ハイローチェア『ネムリラ』(0ヶ月~7ヶ月)

娘がNICUにいた頃から購入を悩んでいたのですが、看護師さんの「便利ですよ!」という言葉と実際にNICUでも使われているのを見て購入しました。

そしてその効果は想像以上!

「寝ない....でも抱っこしてないと泣く......」

という困った状況で電動で優しくゆーらゆーらしてくれて、娘もあっという間に眠りにつきました。

  

ゆらゆらは15分で自動停止するので安心ですし、振り子の大きさも4段階、音楽も流してくれます。

さらにさらに背もたれを上げれば椅子になりテーブルも付いているので、離乳食期以降も活躍します!!

  

.....のはずだったんですが、娘はネムリラの椅子はお気に召さず、お座りが完成した頃には使わなくなりました。

いつまでも君を離さない!アップリカの『抱っこひも』(0ヶ月~)

赤ちゃんを安全に連れて歩く道具の定番といてば抱っこひもですが、我が家は少しお金をかけてアップリカの『抱っこひも』を導入しました。

この抱っこひもの特徴として、生まれて間もない頃から3歳くらいまでの成長過程に合わせた、以下のような多様な抱っこが可能です。

  • ママ腕抱っこ
  • 腕抱っこ
  • 前抱っこ
  • おんぶ

もちろん安全設計がなされているため、抱っこしたときの密着感や安定感も抜群です!

  

その代わり、装着までの過程が少し複雑で、たま~にしか使わないと付け方を忘れてしまうのが辛いところです。

ハンズフリーの救世主『スマートスピーカー』(0ヶ月~)

赤ちゃんが生まれて間もない頃は寝かしつけや泣き止ませのためにしょっちゅう抱っこしますし、チョロチョロ動くようになってからはその行動を制御すべくしょっちゅう抱きかかえるようになります。

そんな中でテレビを点けたり消したり、電気を消したり点けたり、エアコンを点けたり消したりするのは、じみ~に面倒くさくて知らずしらずのうちに負担がかかります。

  

それを解決するのがスマートスピーカーを使ったハンズフリー化です。

我が家はAmazonの『Alexa』を使っていますが、Google Homeでも何でも構いません。

赤ちゃんを抱っこしたまま、リモコンを探すことなく声だけで「テレビ消して」「電気消して」「エアコン点けて」と言えば良いのです。ちょっとしたことですが、そのちょっとしたことの積み重ねが毎日の生活を楽にしてくれます。

簡単お手軽『おでこで測る体温計』(0ヶ月~1歳0ヶ月)

知人からいただいたのですが、おでこにピッと当てた瞬間に体温が表示されます。

特に小さい頃は毎日朝昼晩の3回以上という頻度で測っていたため、いちいち脇の下で測る通常の体温計よりも遥かに早いので重宝しました。

  

ただ、普通の体温計が示す体温と大きく異る時があり、正確性には若干の疑問が残ります。

最終的に保育園に通うようになった時からは正確性を重視して普通の体温計を使うようになりました。

虚しい天井を彩る『メリー』(1ヶ月~3ヶ月)

生まれて間もない頃、1日のほとんどをベビーベッドで過ごしていた頃の娘を見て、

「ずーっと天井眺めてても、つまらないよなぁ」

と思い、ベッドに取付け可能な『メリー』を導入しました。

設置してみると、娘は興味津々。くるくる回る人形を一生懸命目で追っていました。さらに優しい音楽も奏でてくれ、寝かしつけにも使えます。

  

商品を探しているときに「赤ちゃんはまだ目がきちんと見えないから色の濃いメリーが良い」と見かけました。一方でわたしたちは少し色の薄いディズニーのメリーを買いましたが、娘には問題なく使えたような気がします。

なおメリーの活躍期間は意外と短く、娘はいろんなおもちゃに触れていくに連れ急速にメリーへの興味を失ってしまいました。

やめられない止まらない『フィリップスのおしゃぶり』(1ヶ月~8ヶ月)

赤ちゃんと言えばおしゃぶり。私の娘は生まれて間もない頃から指をしゃぶっていて「指しゃぶりをしていると出っ歯になる」との噂を聞きつけ、おしゃぶりを導入しました。

その中でも『フィリップスのおしゃぶり』を選んだのはデザインがシンプルで洗いやすそうだった点です。さらにこのおしゃぶり、裏側(つまり赤ちゃんの口に入れる反対側)に何もついていないので、おしゃぶりしている赤ちゃんの口が裏から丸見えになります。

それが面白いやら可愛いやらで、とても気に入っていました。

  

家の中でも外出時でもぐずりだしたらサッと口に入れて非常に助けられましたが、離乳食が始まる頃には使わなくなりました。ただし指しゃぶりはまだ続いていて、将来の出っ歯が心配です。

お前はすでに包囲されている!『ベビーサークル』(5ヶ月~1歳0ヶ月)

私の娘は寝返りをマスターしてからはずり這い、ではなく寝返り&ブリッジで移動するようになりました。するともう目が離せなくなったので『ベビーサークル』で全体を囲うことで行動範囲を制御しました。

ベビーサークルがあればたしかに赤ちゃんの行動範囲を制御できますが、メリットはそれだけです。ベビーサークルが役立ったのはたしかですが、負の印象も強いです。

  

まず第一に掃除が大変。ベビーサークルは安全面も考えて軽い素材のものを選びましたが、軽かろうが掃除は大変です。大量のついたてをどかしながら掃除機をかけるのはめちゃくちゃ疲れます。毎日やるのはちょっと無理だと感じました。

さらにつかまり立ちするようになると軽い素材のベビーサークルはなぎ倒されます。そしてなによりベビーサークルで囲ったままだと大人にとって圧迫感があり早々に撤去しました。

活躍期間は意外と短いです。

どこでも使える万能椅子!『バンボ』(8ヶ月~)

お座りが完成すると徐々に座らせてご飯を食べさせるようになります。そんな時大活躍するのが『バンボ』です。

着脱式のテーブルが付いた椅子で、腰回りのベルトが付いているので赤ちゃんの脱走を防ぐことができ、そのまま地面に置いて座らせるだけでなく、大人の椅子にくくりつけて使うこともできます。

持ち運びは少し面倒ですがこれさえあればどこでもご飯を食べさせることができ、今でも活躍してもらっています。

好きなようにはさせないぞ!『コンセントカバー』(10ヶ月~)

ハイハイで行動範囲が一気に広がると、とにかくどんなものにも興味を持ち突っ込んでいきます。コンセントもその一つです。

当然おもちゃではありませんし、常に使うものなのでテープで塞ぐわけにもいきません。

そこで登場するのが『コンセントカバー』

赤ちゃんが触ったりかじったりするのを防ぎつつ、下に穴が空いているのでプラグを挿入した状態でそのまま付けられます。

行動範囲の広がった赤ちゃんは何をしでかすか分からない生き物です。安全対策は少し心配しすぎるくらいで良いと思います。

ご飯をぶちまけさせない『吸盤付きのお皿』(10ヶ月~)

手づかみ食べが始まると悩ましいのがお皿の問題です。普通の器に入れていると食器ごとヒックリ返してしまうし、かと言って全部テーブルにバラまいてやるのも掃除が大変です。

そこで活躍するのが『吸盤付きのお皿』!!

文字どおりお皿の底が吸盤になっていてテーブルにピタッとくっつきます。大人が剥がす分には簡単に剥がれますが、赤ちゃんにとってはガチッと貼り付いて動かせません。

これで食べ物をぶちまける心配なく、手づかみ食べを練習できます。(”ポイポイ捨てる”攻撃には無力ですけどね)

頭を守る!『赤ちゃん用ヘルメット』(10ヶ月~1歳0ヶ月)

かまり立ちを始めた頃はまだまだ不安定で、ゴロンゴロン倒れます。そんな赤ちゃんの頭を守るために購入したのが柔らかい素材でできた『赤ちゃん用ヘルメット』

背負いクッションと違い頭部全体を守ってくれるので、どんな倒れ方をしても安心です。素材もとても軽いので子どもの負担になりません。

  

難点としては、つかまり立ちする頃には赤ちゃんの知覚もだいぶ発達しているので、娘の場合は得体の知れないものを着けられて泣き叫び、慣れるのに時間がかかりました。

ここは通さない!『ベビーゲート』(1歳0ヶ月~)

ハイハイを覚えた赤ちゃんは行動範囲が一気に広がり、家の中でも目が離せません。

そんなヒヤヒヤさせる赤ちゃんをリビングに閉じ込めてくれる頼もしい味方がベビーゲートです。

  

少し値段は張りますがある程度の幅に対応してた頑丈なもので、そして何より扉付きのタイプがオススメです。ただでさえ忙しい毎日、何度もゲートをまたぐのは地味に辛いのです……

(番外編)Youtubeの『とんとんトマトちゃん』(6ヶ月~)

「泣いている赤ちゃんを泣き止ませる曲」というのはいくつか有名なものがあり、特に

はとても有名です。ですが娘にはまったく効果がありませんでした。

  

しかし唯一、どんなに泣いているときもピタッと泣き止ませてくれたのがこの『とんとんトマトちゃん』です。


「赤ちゃん泣き止む」とんとんトマトちゃん(NHKいないいないばあっ!)

オリジナルはNHK教育テレビ『いないいないばあ』内の曲ですが、それを20分以上のループで”歌ってみた”的な形で公開されているのが上記の動画です。

これには本当に助けられ、1歳を過ぎた今でも時たま使っています。

  

ただし曲が止まったとたんに再び泣き出してしまうのが難点です……

(番外編)好奇心をくすぐる『絵本』(1ヶ月~)

これは道具ではないんですが、娘は小さい頃から絵本が大好きでした。

泣いていても絵本を読めば泣き止みます。

「おいで」と言って来なくても、絵本を開くと自ら寄ってくる。

どんな時にも効果を発揮するまさに万能薬でした。

  

特に仕掛けのある絵本はお気に入りで、娘は『おやさいどうぞ』にドハマリしています。

おやさいどうぞ (WORK×CREATEシリーズ)

おやさいどうぞ (WORK×CREATEシリーズ)

カレーとサラダを作る過程で、たくさんの野菜の皮を向いたり切ったりする様子を楽しめる、仕掛け絵本です。視覚だけでなく「シャリシャリ」「ザクザク」「シュッシュ」など、聴覚も刺激するような音が盛り込まれています。

とてもいい本ですが、中の野菜たちは娘の手によりボロッボロになっています。ごめんよ、野菜たち。

意外と役に立たなかったもの

リュック型のあたまガード

AmazonのCMで有名になった蜂の形をしたアレです。

可愛さ目的であれば申し分無いのですが、本来の目的である「転倒時の頭を守る」という点では不十分でした。

  

なぜならつかまり立ちをし始めた赤ちゃんは、どの方向に倒れるかわかりません。このクッションで守れるのは後頭部だけで、それ以外は無理です。さらにリュック型とは言え、ギッチギチに身体に固定されるわけではないので、赤ちゃんが動くたびにだんだんズレてきて最悪の場合は後頭部すらも守れません。

頭を守りたいなら前段で紹介した赤ちゃん用ヘルメットがベターです。

多段ベビーベッド

前提としてベビーベットそのものは当然ながら必須アイテムです。

私はさらに高さを調整できるベビーベットをレンタルしていました。これはつかまり立ちを始めた場合には高さを低くして、万が一の落下時にもダメージを最小限に留めるためのものです。

しかしながら、つかまり立ちを始めた頃は好奇心旺盛&後追い&甘えん坊になっていて、ベビーベッドの中はとても狭く閉じ込められると泣き出してしまいました。

そのため高さ調整機能は使うことなく返品することになりました。

バウンサー

ネムリラよりも手軽に使えると思い購入しました。しかし、何が気に入らなかったのでしょう。乗せると数秒でグズり出してしまいほとんどまともに使えませんでした。

  

  

以上、0歳から1歳までの娘の子育てで役に立ったものと意外と使えなかったものについて紹介してきました。

こうして見ると、役に立ったもののほうが圧倒的に多いですね。さらに当たり前のことですが、子どもはそれぞれ月齢ごとの発達や趣味嗜好が異なります。

ということで、とにかくものは試しで(安全性に問題がなければ)何でも試してみるというのが結果としてうまくいく秘訣のような気もします。この記事がその助けになれば幸いです。

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