こんにちは。
最近、我が家にルンバを招き入れました。 blog.wackwack.net
ルンバを購入するにあたり最も悩んだポイントが、
という点です。
iROBOT ロボット掃除機 ルンバ876 マットシルバー R876060
- 出版社/メーカー: iROBOT
- メディア: ホーム&キッチン
- この商品を含むブログを見る
iRobot ロボット掃除機 ルンバ890 R890060 R890060
- 出版社/メーカー: iRobot (アイロボット)
- メディア: ホーム&キッチン
- この商品を含むブログを見る
私は(ジャパネットたかたに乗せられて)『ルンバ876』を買ったのですが、この2機種の違いは一見分かりにくい。
ということで、今回は『ルンバ876』と『ルンバ890』の違いをまとめてご紹介します。
※以下に紹介する内容は私が個人的に調べたものになります。購入する際はご自身で公式ホームページ等を確認してください!
ルンバの大まかな分類は600、800、900シリーズ
まず最初に、ルンバシリーズの大分類を説明しておきます。
ルンバの機種は大きく「600」「800」「900」の3種類に別れます。数字が大きくなるほど「高機能」です。
- 600:エントリーモデル。30,000円~と低価格だが普通のゴミブラシで髪の毛が絡まりやすく手入れが増える。また型落ちモデルはスケジュール機能が無い。
- 800:スタンダードモデル。50,000円~とそこそこの価格だが、AeroForce(ゴムブラシ)、スケジュール機能がデフォルトとなっていて、使いやすく購入しやすいモデル。
- 900:ハイスペックモデル。100,000円前後で価格は高いが、カメラを積んでいるためより部屋の形状を正確に把握して掃除することができる。下位のシリーズよりも長時間の稼働が可能。狭い賃貸などではオーバースペック気味。
上にも書いたとおり900シリーズは値段が非常に高く、オーバースペックになりやすい印象です。
「とりあえず1台使ってみよう」くらいであれば、600シリーズか800シリーズで悩むでしょう。ここでポイントが「600シリーズは全機種普通のゴミブラシ」という点です。
ルンバ800、900で採用されているAeroForce(ゴムブラシ)は、髪の毛が絡まりづらい構造となっていて、普通の掃除機では自分でやらなければならないブラシの手入れが必要ありません。
しかし600シリーズはすべて普通のゴミブラシであるため、この作業が必要になってきます。
「できるだけ掃除の手間を省きたい」と考えるのであれば、ルンバ800シリーズが最良の選択肢です。
さらにそこから考えるのが、記事のタイトルにも挙げた
「型落ちでお手頃なルンバ876 VS 最新機のルンバ890」
のどちらを選ぶか、という点です。
『ルンバ876』と『ルンバ890』の比較表
私が調べた限りでの2機種の違いを表にまとめました。なお、参考までにエントリーモデルの最新機ルンバ690についても合わせて比較しています。
876 | 890 | 690 | |
---|---|---|---|
価格※ | 46,000円 | 55,000円 | 51,000円 |
発売 | 2016年 | 2017年 | 2017年 |
サイズ | 直径35.3cm × 高さ9.2cm | 直径34cm x 高さ9.2cm | |
重さ | 約3.8kg | 約3.6kg | |
電源方式 | 充電式リチウムイオン電池(充電時間:約3時間) | ||
最大稼働時間 | 通常清掃時/最大60分 | ||
ブラシ | AeroForce(ゴム) | 普通のブラシ | |
スケジュール機能 | ◯ | ||
交換用フィルター | 2つ | 1つ | |
バーチャルウォール | 2つ | 1つ | |
ヘイローモード | ◯ | ||
リモコン | x(付属なし) | ||
アプリ(iRobot Home) | x | ◯ |
※価格はkakaku.com調べ
見ていただくと分かるとおり『ルンバ876』と『ルンバ890』の基本的な性能に差はありません。
違いは「付属品」と「アプリ対応」
『ルンバ876』と『ルンバ890』のハッキリとした違いは「付属品」と「アプリ対応」です。
- ルンバ876:アプリは使えないけど、バーチャルウォールと交換用フィルターが2つ付いてくる。
- ルンバ890:アプリに対応しているけど、バーチャルウォールと交換用フィルターは1つ。
バーチャルウォール
バーチャウォールは赤外線を出して、目に見えない壁を作るためのアイテムです。
追加で購入することもできますがひとつ7,500円します。
- 出版社/メーカー: iRobot
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログを見る
さらにバーチャルウォールは線形だけでなく、円状に境界を作ることもできます。(ヘイローモード)
iRobot社ホームページより
「赤ちゃんがいる部屋に入ってほしくない」「二階から転落しないか心配」「猫のえさを置いている」などに活用できるため、状況によっては2つ以上ほしい場面もあるでしょう。
交換用フィルター
交換用フィルターは2枚組で3,240円。1つあたり1,620円です。
交換時期は使用頻度によるのでなんとも言えませんが、半年~1年くらいでしょうか。
ルンバ 800・900シリーズ専用 ダストカットフィルター 3枚セット 【保証付】【Orange Line】
- 出版社/メーカー: Orange Line
- メディア:
- この商品を含むブログを見る
スマホアプリ『iRobotHome』
一方でルンバ890から対応しているスマホアプリ『iRobotoHome』は、以下のようなことができます。
- スマホからルンバを操作
- スケジュール設定
- 外出先から掃除を指示
- 掃除ルートを視覚化(900シリーズのみ)
個人的にはアプリからできることにそれほど魅力的な機能はありません。ただしアプリが改良され、さらにできることが増えていく可能性はあります。
なおルンバの(室内での)遠隔操作は別売りのリモコンを購入することでも可能になります。
iRobot Roomba 自動掃除機 ルンバ用リモナビ(リモコン) 82201
- 出版社/メーカー: iRobot (アイロボット)
- 発売日: 2014/09/12
- メディア: ホーム&キッチン
- この商品を含むブログを見る
どちらを買っても掃除機として大きな違いは無い!(はず)
以上のとおり、現時点では『ルンバ876』と『ルンバ890』に根本的な性能の違いは無く、
「付属品(目前の費用対効果)を取るか、アプリ(プラスαの機能と将来の可能性)を取るか」
というところが判断基準になってきます。
私自身はアプリに求めるものが無く「本体価格差+付属品の価格」がお得と判断して『ルンバ876』を購入しました。
「どうしてもアプリを使いたい!」「最新機じゃないと気がすまない!」という方は、『ルンバ890』がベターでしょう。
他の800シリーズはどうなの?
まとめは以上になりますが、
「ちょっとまってよ。ルンバ『876』から『890』までの間の機種は無いの?」
と思いますよね。
この間の機種は『ルンバ880』『ルンバ885』が存在しますが、これらも基本性能は変わりません。
最も大きな違いが付属品にお部屋ナビ(兼バーチャルウォール)が付いてくるという点です。
お部屋ナビは、複数の部屋を掃除するに当たってひと部屋ずつ順番に掃除をしていく機能です。 www.youtube.com
ただしこのお部屋ナビ、
- 効果が分かりづらい
- バーチャルウォールよりも汎用性に欠ける(ヘイローモードが無い)
- さらに最新機種には付いていない(今後改良予定が無い?)
という点から、私は『ルンバ880』『ルンバ885』を選択肢から外しました。
そこまで値下がりもしておらず費用対効果も『ルンバ876』『ルンバ890』に比べて薄いため、今からこれらの機種を購入する必要は無いと考えています。
iROBOT ロボット掃除機 ルンバ876 マットシルバー R876060
- 出版社/メーカー: iROBOT
- メディア: ホーム&キッチン
- この商品を含むブログを見る