【マーベル映画】おすすめのMCU作品をジャンル別に紹介します!

こんにちは。

アベンジャーズ』でお馴染みのMCUマーベル・シネマティック・ユニバースは、これまでに20本の映画を公開しています。

いずれも記録的なヒットを飛ばしており「見たことは無いけど名前だけ聞いたことがある」という人も多いのではないでしょうか。


MCUの作品は全て世界観を共有し、物語が続いているため、1作目の『アイアンマン』に始まり、20作目の『アントマン & ワスプ』まで順番に見ることで200%楽しむことができます。

しかしいきなり「20本の映画を見よう!!」と言われても、なかなか見る気にはならないでしょう。


ただしMCUの映画は単独で見ても十分面白く、作品ごとにジャンルやテーマ、特徴が異なります。

そこで今回は「20本も見る気にならないけど、試しにひとつくらいなら見てもいい」という人に向けて、ジャンル別のMCU作品おすすめの1本をご紹介します。

ジャンル別おすすめのマーベル映画

王道ヒーローもの『アイアンマン』

「とりあえずなにかヒーロー物が見たい」

なら『アイアンマン』がおすすめです。

アイアンマン(字幕版)

アイアンマン(字幕版)

MCUの1作目である『アイアンマン』は「これぞヒーロ映画!」と言うべき作品です。


主人公のトニー・スタークは金持ちで自信家で女好きという、ヒーローとはかけ離れた存在でした。

しかし彼はとある事件に巻き込まれ、それをきっかけに自分のこれまでの顧みます。

試行錯誤を繰り返してアイアンマンを完成させていく様子は、まさに「ヒーロー誕生の軌跡」です。

ヒーローとはかけ離れた存在の主人公と、王道の物語。そのギャップがたまらなく魅力的なヒーロー誕生の瞬間をお見逃し無く!

見どころ
  • ヒーローが誕生する瞬間を目撃!
  • テクノロジーを駆使したアイアンマンがカッコイイ!
  • ムカつくけど憎めない主人公のトニー・スタークが魅力的

社会派サスペンス『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー

「シリアスな雰囲気のサスペンスアクションを楽しみたい」

ならキャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャーがおすすめです。

MCU史上最高傑作」との呼び声も高い本作は、現代に復活したキャプテン・アメリカと謎の強敵ウィンター・ソルジャーとの戦いを描きます。

アクションだけでも超本格的かつ斬新な演出が目白押しで見応えたっぷりですが、それだけにとどまらないのがこの映画のすごいところ。

作品のストーリーや扱うテーマはサスペンス。キャプテン・アメリカが所属する国際組織『S.H.I.E.L.D』が乗っ取られ、組織の崩壊が話の軸になっており、作品のトーンは暗く重苦しく、常に緊張感が漂います。

そこに現代社会が抱える問題や政治情勢を反映させ、フィクションの中のできごとながらどこかリアリティが漂う。


これまでのヒーロー映画と一線を画す、子供も楽しいけど大人こそが楽しめる社会派サスペンスヒーローアクション映画です。

ここが見どころ
  • 緊張感漂う社会派サスペンス映画
  • キャプテン・アメリカとウィンター・ソルジャーが繰り広げる超アクションバトル!
  • 誰が味方で誰が敵なのか!?手に汗握る物語!

コメディあり、家族愛あり!頭空っぽで楽しめる『アントマン

「小難しい話はうんざりです!」

という人にはアントマンがおすすめです。

主人公のスコット・ラングは何かと人生につまずくおじさん。そんな彼がある出来事をきっかけにアントマンとなり、離婚した妻や愛娘から信頼を勝ち取ろうと奮闘する物語です。


アントマン』はストーリーが単純かつ暗い雰囲気が一切ありません。テーマは家族愛であり、スコットや彼の仲間のルイス始めとしてコメディも多めです。小難しい話も無く、何も考えずにヒーローアクションを楽しめます。


そして最大の魅力はアントマンの戦い方。

小さくなる・大きくなるギミックを駆使し、仲間のアリたちと協力しあって戦う様は、これまでに見たことのない映像が楽しめます。

老若男女に関わらず誰と見ても楽しめる超庶民派映画が『アントマン』です。

ここが見どころ

究極の映像体験『ドクター・ストレンジ

「新しい映像体験をしたい」

人にはドクター・ストレンジがおすすめです。

天才神経外科医のスティーヴン・ストレンジは交通事故を起こした結果、腕の自由を失い医師生命を絶たれてしまう。そんな彼が最後の望みを賭けて東洋魔術の門を叩き、ドクター・ストレンジとしてヒーローになるまでを描きます。


この作品は何と言っても最新CG技術(VFX)を駆使した映像美が最大の魅力です。

現代の街並みがレゴブロックのように動き回り、細胞を思わせる生物学的な世界や果ては宇宙まで、我々が目にしたことのないありとあらゆる映像が映し出されます。

それらの映像は言葉にすることは難しい、あまりにもぶっ飛んだ表現であるため、「合法的にトリップできる映画」と言われるほどです。

ドクター・ストレンジ』はまさにこの時代だからこそ成立した映画であり、新時代の映像体験が楽しめます。

ここが見どころ
  • 神秘的でぶっ飛んだ究極の映像美!
  • 東洋をイメージした「魔術」を駆使して戦うヒーローの誕生
  • 魔術師もWifiは使うんです

新時代の王道エンターテイメント『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー

「とにかく楽しいエンターテイメント作品が見たい」

という人にはガーディアンズ・オブ・ギャラクシーがおすすめです。

地球生まれの宇宙人盗賊ピーター・クイル、暗殺者ガモーラ、破壊王ドラックス、改造アライグマのロケット、木のヒューマノイド・グルート。生い立ちも性格も何もかもがバラバラの5人が活躍するSFコメディ作品です。

これまでのMCU作品とは全く異なり作品全体が明るく、映像がカラフル。

舞台も地球を飛び出し宇宙全体に広がり、地球ではないどこかの惑星や多様な宇宙人が魅力的に描かれ、そして宇宙SFでは定番のド派手なスペースバトルが描かれます。

さらにそこに80年代のアメリカ音楽を取り入れたことで、これまでありそうで無かった「ポップス×宇宙」というコラボレーションが生まれ、最高のエンターテインメントを提供します。

笑いあり、涙あり、魅力的なキャラクターと映像と音楽。何も考えずに見ることもできるし、家族と絆について深く考えることもできる。誰にとっても楽しい新時代の王道エンターテイメント作品です。

ここが見どころ
  • 広大な宇宙空間で繰り広げられる冒険譚
  • 5人のデコボコチームがおもしろい!
  • 音楽×映像でノリノリになれる!

青春学園もの『スパイダーマン/ホームカミング』

「マーベルのヒーローおっさんばっかりじゃないか!もっと青春映画みたいなのが良い!」

という人にはスパイダーマン/ホームカミング』をおすすめします。

スパイダーマンと言えばマーベルで最も有名なヒーローで、既に『スパイダーマン』『アメイジングスパイダーマン』と映画化されていますが、本作を含めてこれら3作品は全く別の物語です。

またスパイダーマン自体のオリジンは前2作で描かれているため、本作『スパイダーマン/ホームカミング』ではその辺の説明や周りの人間関係も思い切って省かれています。


本作が従来のスパイダーマンと決定的に異なる点は「とにかく明るい」ということです。

主人公のピーター・パーカーは前2作に比べて圧倒的に幼く、より軽率に行動し、おしゃべりになっています。

それは他のMCU作品と比べても同じで、ヒーローとしての使命感や責任よりも、

「15歳の高校生として青春を楽しみつつ、親愛なる隣人として活躍したい」

という若さ、青臭さが全面に出ています。これまでのヒーローたちは別世界の偉大な人たちでしたが、スパイダーマンは近所にいそうな若者です。

だからこそ、宿敵バルチャーの正体が判明したときの恐怖やピーターの葛藤はリアルに感じるし、それを乗り越えようと頑張るスパイダーマンを応援したくなります。

友情、恋、成長。青春映画の要素とスパイダーマンという偉大なヒーローをMCUの世界でミックスした本作。手軽に楽しめる「ヒーロー×青春映画」としておすすめです。

ここが見どころ
  • スパイダーマン(ピーター)がかわいい!
  • アイアンマンも出てくる!
  • 楽しくて切ない青春物語

異国の文化が魅力『ブラックパンサー

「新鮮な世界観の映画が見たい」

ならブラックパンサー一択です。

アフリカの小国”ワカンダ”を舞台に、新しい王ティ・チャカがヒーロー『ブラックパンサー』に、そして民を率いる真の王になる様を描きます。


本作最大の魅力がアフリカ文化とテクノロジーの融合です。

”ビブラニウム”という超高性能金属の唯一の産出国であることを背景に、ワカンダは世界でも屈指のテクノロジー大国です。その一方で周りには自然が溢れ、都市部も自然と高層ビルが融合したなんとも言えない美しい景観を映し出します。

また王を決める儀式を始め、挨拶や音楽など、アフリカっぽい雰囲気が作品全体に溢れます。

そのアフリカ文化と最新テクノロジーが良い感じに融合し、これまでに感じたことのない魅力を醸し出しています。


もちろん雰囲気だけではなく、話の本筋は「王とはどうあるべきか」「国を守るとはなにか」「これからの国際社会でどう役割を果たすのか」など、社会情勢を反映したものであり見応え抜群です。

ここが見どころ

ヒーロー大集合祭り『アベンジャーズ

「とにかく派手なお祭り映画が見たい!」

ならもちろん『アベンジャーズ』です。

「ヒーロー大集合をいきなり見て大丈夫?」

と思うかもしれませんが、問題ありません。

この作品の中で各ヒーローの大まかな説明がありますし、この映画の魅力は「ヒーローのコラボレーション」ですので、細かい設定とかどうでも良いんです!

むしろこの作品を見てから、各ヒーローの単独映画を見ていってもいいでしょう。

ここが見どころ
  • ヒーロー大集合祭り!
  • ヴィラン『ロキ』がヘタレでかわいい
  • ヒーローのコラボレーションに胸が熱くなる!

史上最大のヒーロー大戦『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ

「ヒーローが敵を倒すとか、ありきたりで見飽きた」

という人には、マーベルのヒーローたちが大激突するシビル・ウォー/キャプテン・アメリカがおすすめです。

アベンジャーズのあり方を巡ってアイアンマンとキャプテン・アメリカが対立し、ついに両陣営が仲間割れを起こします。


本作はこれまでの映画には無かった規模で大迫力のヒーロー大戦が繰り広げられます。

「あのヒーローとこのヒーローが戦ってる!」

「こいつとあいつがこんなに息ぴったり!!」

など、どこもかしこもヒーローだらけ。休む間もなく大バトルが楽しめます。


ただし最初にこの映画を見ると、仲間割れに至った背景やなぜ対立しているのか、こんなに怒っているのと言った物語の要点は分かりづらいと思います。アクションシーンは見応え抜群ですが、作品全体としてはいきなり見てもあまり楽しめないかもしれません。

事前にキャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロンは見ておいた方が良いかもしれません。

ここが見どころ
  • ヒーロー対ヒーローのど迫力バトル!
  • 登場するヒーローはなんと12人!
  • 切なく悲しい仲間割れの結末は……!?

きっとお気に入りが見つかります!

以上、ジャンル別おすすめのマーベル(MCU)映画をご紹介しました。

順番に20本も映画見れないという人は、とりあえずこの中の1本を見てみてください。きっとあなたに合う作品があります。

そしてそこから段々と範囲を広げ、とっても楽しいMCUの世界に足を踏み入れていきましょう!!


MCU映画は新作公開時にHuluで配信されます。また『エージェント・オブ・シールド』『ランナウェイズ』など、同じ世界観のドラマ作品も楽しめるので、これを機会にぜひお試しください!

順番どおりに見たくなったら

「順番どおりに見てみたい」となればこちらの記事をどうぞ!

blog.wackwack.net

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