第7話はこちら。
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第8話「先から先までの最適な効率」
あらすじ
大規模ITコンペ「テッククランチ」へ参加しているリチャードたち、パイドパイパー社。
予選のプレゼン時、アーリックの不倫がバレて審査員と乱闘騒ぎになってしまったが、
傍から見れば「審査員の暴挙」と映り、リチャードたちは無条件での決勝進出を果たした。
だが続くギャビン率いるフーリー社のプレゼンで、彼らがリチャードの圧縮技術を完璧に解析し、
付加価値の高いサービス展開を進めていることが分かる。
圧縮スコアだけを唯一の武器としてきたパイドパイパー。
しかしフーリー社にそれも追いつかれた今、優勝への道は閉ざされたかに見えた……
感想
いよいよ最終回です。
今回は全ての話の中で最もドラマ的な盛り上がりがありましたね!
間違いなく一番面白い回となりました。
話のもって行き方が秀逸です。
特にフーリー社のプレゼンを目の当たりにして既に敗北ムード一色となったリチャードたちにジャレッドが放った言葉。
社名も仲間もロゴも素晴らしいんだから、何とかしよう
スプリンクラー会社と社名を争い、苦悩の末に親友をリストラしつつ会社として協力して仕事を進め、資金が底をつきつつもロゴを完成させた
これまでの苦労を思い起こさせるセリフであり、その苦労があったからこそ今があることが分かります。
なお、こんないいこと言っているジャレッドは最後まで可哀想な扱いです。
その後追い詰められたリチャードは、決勝へ向けた大逆転の発想を得るのですがきっかけはこのセリフではありません。
いいですか、思いっきり下ネタになります。覚悟してください。
最終回で最大にして最低のキーワード、それは
『手コキ』
です。
自分でも書いていて信じられません。
かつてこんな方法で盛り上げさせ、クライマックスを迎える物語があったでしょうか。
きっかけはアーリックが「会場全員に手コキしてでも勝つ」と言ったことでした。
ある意味この男は微塵も諦めておらず(あるいは派手に散ろうとしていて)、会社の核弾頭であることは間違いありません。
その発言をきっかけに、ディネシュ、ギルフォイル、ジャレッドも含めた4人で「いかに効率的に会場全員に手コキをするか」という議論を繰り広げます。
両手を使って、身長でソートして、床からの高さが云々……
その中にこそ、圧縮スコアを劇的に改善するヒントが隠されていたのでした!!
うん、この会社全員頭のネジ飛んでる!!
面白い、ギークもそうでない人も観る価値あり
ということで全8話、どれも面白く思わず笑ってしまう素晴らしいコメディドラマだと思います。
海外ドラマ好きな方やアメリカンジョークが好きな方、エンジニアもそうでない人もとにかく一度観てみましょう!
時代の最先端、あなたの知らない世界がそこには広がっていますよ。
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