第6話はこちら。
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第7話「概念実証」
あらすじ
いよいよ大規模なITコンペ「テッククランチ」の前日となり、会場入りするパイドパイパー社の面々。
会場には数多のスタートアップが軒を連ねていた。
明日の本番プレゼンに向けて、デモの最終調整を行うリチャード、ディネシュ、ギルフォイル。
プレゼンはアーリック登壇する予定であったが、彼が昔不倫をした女性の旦那が審査員の一人にいることが分かり……
感想
大きなコンペを控え、会場にたくさんのスタートアップが並ぶ様子はワクワクしますね。
ドラマが始まって以来となる、次々に登場するパイドパイパー以外のスタートアップがこの話の見所です。
飛び交う小型ドローンや、心臓発作を検知するウェアラブルデバイス等々が登場します。
……なのですが、スタートアップとそのテクノロジーの凄さを伝えるのはおまけで、メインはシニカルなジョークです。
特に本番のプレゼンが始まってみると、どこもかしこも凄そうなサービス説明から「◯◯で世界をよりよく」で締めくくる流れは笑ってしまいますw
「確かにITベンチャーが言ってそう!」と思うこと間違いなし。
またこれは笑いだけではなく、第1話でリチャードが掲げていた次のセリフを思い起こさせます。
みんなちょっと聞いて。
バカな話だけど、でも…
僕らの会社はよそとは違うものにしたい。
ITベンチャーの『宗教』にハマるのはやめよう。
自転車会議の無理強いも、『世界をよくする』の連呼もイヤだ。……
つまり、やってやろうじゃないか。
短いドラマではありますが、漠然として抽象的な夢やキレイごとを掲げるのではなく、「ただがむしゃらに、好きなことに自分たちの全力を尽くす」というリチャードたちの取り組んできた姿勢が見えてくるる気がします。
あくまで気がするだけですけどね。
さらに今回のベストバウトは、ディネシュとギルフォイルのとある女性を介した「Java」のやり取り。

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ディネシュ「あの娘が書くJavaがめちゃめちゃキレイ!」=>「あの娘好き!ムラムラする!前頭葉に入り込みたい!」 ギルフォイル「それ俺が書いたやつだ。お前コード・ゲイだったんだな。」
この流れるような言い合いが秀逸です。
と同時にこの2人がメチャメチャ変態優秀なプログラマだということがよくわかりますね!
そして本番プレゼンはパイドパイパー社の番に。デモの準備も完璧!
と思ったらやっぱりアーリックのアホが問題を引き起こす。
話は最終回へと続きます!!
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