家で試着ができるAmazon『プライムワードローブ』が完全無料でとってもいい感じ

こんにちは。

私はあまりインターネットで洋服を買いません。色合いやサイズ感、手触りが実際に手に取ってみないと分かりづらいからです。値段が高い商品であればなおさらです。

実際10年前ぐらいまでは洋服もネットショッピングしていましたが、失敗してしまうことが多かったです。

最近はインターネットの裾野が広がり洋服の購入も盛んに行われていますが、それでも実際に手に取ること無く買うのはやはり怖いものです。

 

と、そんな中でECの覇者Amazonがプライム会員向けに提供しているAmazon Prime Wardwrobe』(プライムワードローブ)というとんでもないサービスを見つけてしまいました。

プライムワードローブは”家で試着できるサービス”

プライムワードローブは2018年頃から始まった比較的新しいAmazonプライム会員向けサービスで、一言で言えば、

「完全無料で自宅で試着できるサービス」

です。

www.amazon.co.jp

Amazonのショッピングサイトから気になる商品をプライムワードローブ用の買い物かごに追加して、通常の買い物どおりに手続きするだけで商品が自宅に配達されます。
ワードローブの買い物かご

ワードローブの買い物かご

普通の買い物と違うのは、届いた商品は1週間以内であれば送料無料で返品できるということ。

商品が届いてから1週間以内に家で試着して、気に入らなければ返せばよいのです。

気に入った商品は返品せずにAmazonのサイトから明示的に購入確定するか、1週間経てば自動で購入確定となります。

完全無料!

プライムワードローブは、プライム会員の年会費4,900円以外にコストはかかりません。商品の発送や返品に関する送料も0円で、手数料もありません。

家にいながら実際のお店と同様にノーコストで試着ができるサービスです。

何も買わなくても良い!

日本人であれば気になるのが

「いくつも試着してるのに、何も買わなくて大丈夫なんだろうか?」

という点ですね!

 

ですがご心配なく。全商品返品しても最初に述べたとおり、手数料はかかりません。

全て気に入らなければ、最初に開封したとおりに商品をダンボールに戻して、宅配便で送るだけです。その場合でももちろん送料は無料(着払い)です。

返送も簡単!

実際の店舗と異なるのが「自分で荷物を出して返品する必要がある」という点です。普通に買い物するのに比べて自分の手間がかかる点は否めません。

 

しかしワードローブの返送プロセスは非常にシンプルです。

Amazonのページから返送処理

まずはAmazon注文履歴から返送処理を開始します。
ワードローブの返送・購入の開始

商品ごとに「購入」または「返送」を選択します。ここで「購入」を選択した商品はそのまま購入が確定となるので、返送は必要ありません。 ワードローブで返送か購入を選択

全て返送する場合はこのように請求金額は0円となりコストはかかりません。
ワードローブで全て返送した場合

ここまで完了すると、次のワードローブが利用できるようになります。
次のワードローブが利用できるようになる

返送商品の梱包

プライムワードローブから届いたダンボールの中にはこのような冊子商品伝票着払伝票が入っています。
ワードローブの付属伝票

返品する商品は商品伝票と共にダンボールに戻します。
商品伝票と一緒に梱包する

ワードローブ用のダンボールは開け口にあらかじめ両面テープが貼ってあるため、この両面テープの表を剥がして貼り付けるだけで梱包完了。
両面テープ付きのダンボール

梱包したダンボール

あとは付属の着払伝票を貼り付けて集荷をお願いするだけです!!
着払伝票を貼って完了

 

集荷の時間(または営業所への荷物持ち込み)が手間かもしれませんが、例えばクロネコヤマトであればクロネコメンバーズに加入してアプリから数タッチで集荷の手続きができます。

この辺のサービスをフル活用すれば、返品作業も比較的楽にできるのではないでしょうか。 blog.wackwack.net

プライムワードローブのデメリット

非常に便利で利用者側の負担も少ないプライムワードローブですが、もちろんデメリットもあります。

1回で試着できる商品は6つまで

まず1回で試着(配送)できる商品は6つまでです。

正確には2つ以上6つ以下で、2つ以上というのは問題ないでしょうが最大6つというのが意外と厳しいのではないでしょうか。

 

例えば一つの靴でもサイズ違いでそれぞれ1アイテムとなるので、いくつか気になるデザインの靴でサイズを確かめたい場合は頑張っても「靴3種類×サイズ2種類」ぐらいで、一度に多くの種類を選ぶことはできません。

またプライムワードローブで発送が確定されると次に利用可能になるのは返品の手続きが完了したタイミングです。基本的には今の試着が終わるまでは次の商品を選ぶことはできません。

ワードローブ対象商品しか選べない

これが最大のデメリットです。

プライムワードローブで試着できる商品は、Amazonショッピングサイト上でワードローブの対象となってい商品のみです。当然ワードローブ対象外の商品も多数ありますので、

「試着したはいいものの本当にこれでいいのか?試着できないこの商品も気になる……」

という悩みから離れることはできません。

 

この点については各ブランドに頑張ってもらうしか無いですね。試着を提供することでの企業側のメリット(売上の向上、プロモーションなど)があれば広がっていく気はするので、今後に期待しましょう。

なおワードローブ対象商品を絞って検索できるので、試着ありきで商品を探すのであれば検索機能を活用してショッピングしましょう! プライムワードローブで条件検索

試着品を選んだ時点の金額が購入金額になる

これはデメリットというほどのことではありませんが、注意すべき点として「プライムワードローブの試着品を購入した場合、請求金額は試着品を選択した時点の金額になる」というものがあります。

どういうことかと言えば、

  • 試着品が発送されたときの商品金額が10,000円
  • そのご購入を確定する際にAmazon上の同商品は8,000円になっていた

という場合でも、請求される金額は当初の10,000円になります。

どうしても損したくない、試着後に大幅値下げされていた、という場合には多少の時間ロスが許容できるなら、一度商品を返送してから再度購入し直しましょう。

試着品を買わされている……?

これは明確なデメリットではなく個人的に「もしかしたら……」と思う点ですが、送料手数料無料で何回でも試着が試せるということはワードローブ用の試着品が送られている可能性はあると考えています。

まあ店頭で洋服を買う場合にも無いとは限りませんが、相手が見えない分その辺のモヤモヤは付いて回ります。

プライムワードローブで購入する人はその点を割り切って利用した方が良いでしょう。

これからのプライムワードローブに期待しよう

以上、プライムワードローブの紹介でした。

ワードローブ自体は比較的新しいサービスなので現時点で対象商品数はまだ不十分とは思いますが、利用者の負担が軽いのは大きなメリットです。

ECショッピング VS 実店舗 の構図が大きく変わる可能性も秘めていると思います。

プライム会員であればサービスを利用するデメリットは基本的には無いと思うので、ぜひ一度お試しください!!

 

Amazonプライム会員は年会費4,900円送料無料、お急ぎ便無料、プライム価格の適用、プライム・ビデオ、プライムMusic、そしてプライムワードローブなど、多数のサービスを利用できます。まずは30日間の無料お試しで体験してみてください。