こんにちは。
私は6年間、11インチのMacBook Airを使い続けてきました。
初めてのMacだったわけですが、MacBook Airのあの軽さ・薄さ、見た目のカッコよさは最高でした。
しかし6年です。ノートパソコンとしては十分に元が取れたと思いますし、さすがに最新のMacOSでは動きも鈍くなってきて物足りないスペックです。
「次にMacBook Airがアップデートされたらそれを買おう!!」
……と、2~3年思い続けてきました。
しかしMacBook Airはちょっとしたスペックアップばかりで、目新しい進化がありません。それどころか11インチのモデルは廃止され、近い将来MacBook Airの役割はiPadあたりに取って代わられる勢いです。
わかります。タブレット端末全盛の時代、「薄くてスリムなノートPC」の需要は減っているのかもしれません。
それでも私はMacBook Airが良かった……
どうしようかと悩んでいたところ、HP製の
(HPより)
このPCを見た瞬間ビビビッときました。
と感じました。
そして気づいたら買っていました。こんなに購入意欲にかられたのは久しぶりです。
手に入れて1ヶ月ほど経ったところで『Spectre13』がいかにMacBook Airユーザーの後継機としておすすめなのか、ご紹介します!!
とりあえずスペック
Spectre13、MacBook Air(13インチ)、MacBook(12インチ)、MacBook Pro(13インチ)とのサイズ・インターフェース・価格の比較です。
価格はCPU:Corei7、メモリ:8GB、HDD:512GBのSSDで比較しています。
面積はSpectre13がMacBookシリーズよりも大きめですが、薄さ・軽さは一歩先を行きます。
さすがに12インチMacBookに軽さは劣りますが、13インチであることを考えればかなり健闘していると言えます。
それではSpectre13のおすすめポイントを見ていきましょう。
薄い
何と言ってもその薄さ。薄すぎて溜息がでます。
最初のスペック表を見ても分かる通り、MacBookシリーズを圧倒しています。さらにこれまで私が愛用していた11インチのMacBookAirと比べても……
最も薄い部分で10.4mm。最も厚い部分でも11.2mm。もはや下敷き。
MacBookAirの後継たるもの、やはり薄さは妥協できませんが本家よりも薄い。文句なしです。
軽い
次に軽量であること。
こちらもスペック表を見て分かる通り、13インチではMacBookシリーズを凌駕します。その重量わずか1.11kg。
さすがに12インチのMacBookや11インチのMacBook Air(1.08kg)には劣りますが、それでも13インチとしては規格外の軽さです。
美しい
「軽量」という指標”だけ”なら、NECの『LAVIE Hybrid ZERO』やFUJITSUの『LIEFE BOOK』が上を行きます。
しかし、このSpectre13にはそれらに無いものがあります。
それこそが
シックなブラウンの天板に光る「hp」のロゴ。
縁取りもロゴと同じピンクゴールドに輝く。なんというラグジュアリー。
天板を開けば無駄なシールやマークは無く、最適に配置されたキーボードと左下に添えられた『spectre』の7文字。
紫がかったバックライトも大人な夜を演出します。
MacBook Airのメタリックでシンプルなカッコよさとはまた違う、ラグジュアリーな大人なカッコよさがSpectre13にはあります。
このデザイン性は他の薄型ノートPCにはありません。
コスパがすごい
スペック表を見て分かる通り、結構良いスペックなのに10万円前半で買えるのはSpectre13だけです。
驚きの軽さ・薄さ・美しさでこの価格。
欠点
ここまで褒めちぎってきた『Spectre13』ですが、当然欠点も存在します。
MacOSじゃない
はい、これね。
MacBook Airユーザーのみなさんは筐体だけではなく、ハードとソフトが一体になった『MAC』という製品そのものがお気に入りですよね。
私もすっかりMacOSに慣れ親しんでいるので、できればそっちが良かったのですが、Spectre13を選択する限りはどうにもなりません。
さらにMacOSじゃないことに関連して、タッチパッドに違和感を感じます。
スクロールの速度・幅や感度、ミッションコントロールが無いことなどなど、慣れるためには時間がかかりそうです……
それでも!!
Spectre13はコストパフォーマンスの面で、クソ高価なMackBook Proや色々削ぎ落とし過ぎのMacBookの上を行くと思っています。
今後無くなる(かもしれない)MacBook Airを追い求めるのを止めて、Windowsだけれど素晴らしい機体を選択する勇気も大切です。
インターフェースが……無い!!
攻めすぎたのか、この薄さが故に犠牲となったのかはわかりませんが、Spectre13が備えるインターフェースはUSB TypeC 3つのみです。
必ず別売りのアダプタが必要になるでしょう。
不便は不便なのですが、この機体の魅力からいけば大きな問題ではありません。
ちなみに私はこちらの”全部入り”アダプタを買いました。(spectre13に似合うゴールドだけが異常に高かったので、泣く泣くグレーを選びました。)
標準の電源アダプタがクソでかい
本当にこれ最悪でした。
こんだけ薄くて軽くておしゃれなのに
このぶっといコード見えますか?
台無しだよ台無し。
ということで、こちらの別売りの軽量アダプタを買うことをおすすめします。本体と一緒に買えば2,000円引きで買えますよ!
Spectre13がとにかくおすすめだ!!
ということで、『Spectre13』の良いところ、悪いところを紹介してきましたが、総じておすすめです!!
店頭販売がほとんど無い(仙台だから?)ため購入に踏み切るのに勇気が必要ですが、心配ないさ!私がおすすめしているのだから!!
ちなみに最新モデルはタブレットにもなる2in1の『Spectre X360』ですが、Spectre13よりでかくて重いです。
私はあくまで「薄型ノートPCの傑作」として『Spectre13』をおすすめします。