こんにちは。
山形県の鶴岡市。日本海に面したこの街に「世界屈指の水族館」があることをご存知でしょうか。
それが『鶴岡市立加茂水族館』。
何が「世界屈指」かと言うと……
です。
- 加茂水族館は「クラゲ特化型」の水族館!
- 場所
- いざ!加茂水族館!
- クラゲもいいけどアシカショーもあるぞ!
- ウミネコの餌付けができる!
- 海の生物もいるぞ!
- クラゲ!
- おみやげとか
- 注意事項
- 加茂水族館においでよ!
加茂水族館は「クラゲ特化型」の水族館!
加茂水族館は世界でも類を見ない「クラゲ特化型」の水族館であり、クラゲの展示数・繁殖数で世界一を誇ります。
開館はなんと1956年(((1956年は戦後に再開館した年。正確には戦前から存在していたようです。))。
歴史ある水族館ですがその転機は2008年、下村脩が「緑色タンパク質の発見とその応用」でノーベル化学賞を受賞。その緑色タンパク質は『オワンクラゲ』というクラゲに由来するもので、オワンクラゲを飼育していたのが日本で唯一、加茂水族館だったのです。
これで一気に注目を集め来場者数は過去最高に近い20万人となりました。
さらに2014年、建物含め総工費30億円の大リニューアル。2014年の来場者数は85万以上でぶっちぎりで過去最高を更新。現在に至ります。
(かなり端折って書いています。より具体的な変遷は以下のサイトを参照してください)
ということで、世界的にも注目を集める鶴岡市加茂水族館をほんの少しですがご紹介します!
場所
加茂水族館の場所は、ここ!!
とまではいきませんが、周りは海に囲まれています。
駐車場のすぐ脇が海です。この日は風も強かったので、加茂水族館に行ったら洗車した方がいいかもしれません!!
ちょっと降りるとすぐ海です。ワカメが獲れました。
いざ!加茂水族館!
こちらが建物。なんだかモダンで近代的ですね!え?モダンの意味わかってるかって?まぁ、いいじゃない。
入り口には早速クラゲちゃんが。
チケットを購入して中に入ります。入場料は大人一人1,000円です。
建物は2階建てで、こんな形状です。
いたるところにクラゲちゃんがいる。かわいい。
クラゲもいいけどアシカショーもあるぞ!
ということでまずはアシカショーからです。
え?クラゲはどうしたって?
いやいや、あれです。私、好きなものは最後に食べる方なんで。いいじゃないですか。
加茂水族館は建物がそんなに大きくないので、イルカショーができるサイズのプールはありません。
でもアシカショーはできる!
ということで、フリスビーや輪投げ、手を振ってのご挨拶など、定番のアシカショーを見ることができます。
さらに加茂水族館のアシカショーは、アシカショーを横目にアザラシ2頭がゴロゴロしているのがシュールでおもしろい。
一応挨拶もしてくれました。
ショーのあと館内を見て回っているとさっきのアザラシが。し、死んでる……?
アシカショーは一日4回行われています。席はすぐいっぱいになってしまうので、座りたい人は早めの行動を心がけましょう!
- 10:00
- 11:30
- 13:30
- 15:00
ウミネコの餌付けができる!
またまたクラゲじゃないです。
いやほら、漫画でもアニメでもクライマックスまで引っ張るでしょ?そのワクワク感ですよ。ドラゴンボールで言えばクラゲがフリーザだとすると、今はギニュー特戦隊のあたりです。
ということで、海の近くにはウミネコあり。1日4回ウミネコの餌付けが行われています。
水族館のスタッフが鐘を鳴らすとウミネコが寄ってくる……
そして餌を掲げるともっと寄ってくる……
うるせぇ……
餌付け場所はウミネコ以上に人でごった返していますが、並べば無料で餌付けができます。ウミネコと触れ合いたい方はぜひチャレンジしてみてください!
- 10:30
- 12:00
- 14:00
- 15:30
海の生物もいるぞ!
クラゲじゃないです!今はザーボンさん、ドドリアさんぐらいです。もうちょっと!頑張って!!
加茂水族館にはクラゲだけでなく、庄内の川や池、日本海に生息する海の生きものも展示されています。
川の生き物
こんな感じに川を再現(?)
この魚はなんだっけな。イワナかな?とにかく川魚です!!
こちらは川底に棲む魚。なんだっけな……(年のため記憶力が低下しております。)
鯉。大きい。
ヤモリ(かな?)
庄内の海
大水槽には日本海(想定)が広がります。
カレイ。煮付けがうまい。
水ダコ。でかい!怖い!パイレーツ・オブ・カリビアン!!!!
イワシの大群。キラキラして眩しい。
カニもエビもヒトデもいるよ!
クラゲ!
いよいよメインです!フリーザ様の登場です。
……ここまで書いて思い出しました。
加茂水族館には30種類以上のクラゲが展示されているのですが、この日は激混み。
って言われてました。
ということで色とりどりのクラゲの写真がありません!!
ごめんなさい。メインの水槽は撮ったのでそれだけでもどうぞ!!
こちらは小さくてかわいいクラゲが漂っています。。
こっちがチケットにも写っている『ミズクラゲ』。白くてキレイですね。
そしてこれが加茂水族館の最大の目玉『クラゲドリームシアター』です!!日本テレビ『マツコの知らない世界』でも紹介されていました!!
水槽前にはたくさんのジャパニーズピープルが集っているので、水槽だけキレイに撮ることは不可能でしたが、とにかくキレイ!そしてでかい!!
美しく幻想的にライトアップされています。
……以上、クラゲレポートでした。
おみやげとか
お土産やグルメはとにかくクラゲ推し!!
私はクラゲソフトを食べましたが、普通のソフトクリームの方が美味しいです。
個人的にオススメのお土産は『くらげこんにゃく』(ひとつ800円くらい)。
加茂水族館っぽいし山形っぽいしで、おすすめです。(形がクラゲなだけで、クラゲが入っているわけじゃありません)
注意事項
加茂水族館に行くにあたって注意すべきことがあります。
それは、
ということです。
混んでいる水族館なんて全国にたくさんあるとは思いますが、加茂水族館は大して広くない館内にたくさん人が来ていて、密度がハンパないです。
そのため、次の対策をおすすめします。
入場は朝イチを狙え!!
私たちは朝イチで行きましたが、撮影禁止令が出るほど混んでいました。
それでも朝イチはまだマシです。水族館を見終わって昼頃に外に出てみると、この行列。
連休を避け、かつ朝イチで入るのがおすすめです。
駐車場の選択は冷静に!!
加茂水族館は公共交通機関では行けません。車が必須です。
そして加茂水族館には水族館に近い順に第1駐車場、第2駐車場、第3駐車場があります。
当然ですが水族館に最も近い第1駐車場はメチャクチャ混んでます。道路の前にも渋滞の列ができるほどです。
「じゃあ第1駐車場を諦めて第2駐車場にするか」
と考えそうですが、ちょっと待った!!
この図を見てください。加茂水族館と駐車場の距離感です。
水族館までの距離が第2駐車場1.6km、第3駐車場は3.9kmとメッチャ遠いです。歩いていくのはかなりしんどい。
そこでポイントとなるのが「第3駐車場のシャトルバス」です。
第3駐車場は、混雑が予想される日限定でシャトルバスが運行されています。 kamo-kurage.jp
連休を避ければ基本的には第1駐車場に停められるとは思いますが、どうしても連休に行く場合には安易に第2駐車場を選ばずに第3駐車場を選択しましょう。
連休でも無いのに第1駐車場が激混みの場合は……第2駐車場から頑張って歩こう!!!
アシカショーを優先しよう
加茂水族館は建物があまり大きくありませんが、それに対する人口密度が凄いです。
そのためアシカショーも少ない座席に大量に人が群がります。
そこでオススメしたいのが、
最初にアシカショーを見るようにスケジュールを組む
ということです。
加茂水族館の建物は小さいため展示のクラゲを見なければ、あっという間にアシカショーの会場まで辿り着けます。
さらにアシカショー会場から水族館の出口(入り口)は、すぐです。
水族館に着いたら、真っ先にアシカショー会場に向かい席を確保し、ゆっくりとアシカショーを楽しみましょう。
アシカショーが終わってから再入場し(無料です)、改めてクラゲちゃんを見て回りましょう!
加茂水族館においでよ!
以上、『鶴岡市立加茂水族館』のご紹介でした。
山形という地味な県ですが、加茂水族館は日本海に囲まれた水族館としては絶景のロケーションにあると思います。
見どころは何と言っても『クラゲドリームシアター』ですが、水族館全体もコンパクトな作りで気楽に見て回れます。
キッズコーナーもあり家族連れはもちろんのこと、美しく輝くクラゲたちはカップルにも、インスタ好きな女子グループにもおすすめです。
野郎どものグループ、お前らは場違いだから来なくていい。
嘘です。老若男女問わずどなたも、ぜひ『鶴岡市立加茂水族館』に行ってみてください!!
- 作者: 村上竜男,加茂水族館
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