こんにちは。
今回は社畜らしいエピソードをお送りします。
私の会社では年に1度「社内運動会」が開催されます。
いやー、時代を感じますね!ちょっとそこ!「信じられない」って顔しない。
え?開催日ですか?
勤務時間外ですのでもちろん参加は任意です。
さらに従業員の家族も参加できるし、キッズコーナーも設けられ「参加したい人」にとっては良いイベントだと思います。
不満があるのはここからです。
このイベント、先にも言ったとおり「任意参加」です。勤務時間外だし業務命令じゃないんだから当たり前ですよね。
それで、開催2ヶ月ほど前に出欠の○×をエクセルに入力するんです。
そこにあるんだよ。
えぇぇぇぇぇぇ!?参加は任意ですよねぇぇぇぇえ!? それなのに不参加のためには理由必要なんですか?おかしくないですか?
それって
「特別な理由が無いなら参加だろがぁぁぁぁ!!」
的な思想ですか?
そうだとしたらもう「原則参加」ってことですよね。
まぁでもいいよ。書いてやるよ。「私事都合」って。
友達と遊ぶのも、旅行に行くのも、家でゴロゴロするのも、プライベートな時間の中ですから。
これで通用しますよね。
しかし、ここから始まるのが、
出欠は部署ごとに取りまとめられるため、必ず上司は把握する。そこで「×」が付いていようものならば、
と、怒涛の詰めに逢うか、
と、ネチネチ地獄に巻き込まれるか。
まあ、上司の気持ちもわかるんだよ。
上司だって出たいわけじゃないけど、管理職という立場上出ざるを得ない。部署の参加者少ないと、上のお偉方に何て思われるか分からないもんね。
だからできるだけ出てもらいたいよね。わかるよ、すごくわかる。
上司が嫌いなわけじゃないけど、ただでさえ残業多くて辛いのに休みの日にまで会社の風を浴びたくはありません!!
主催する会社が卑怯だと思いますよ、これは。
任意参加と言いつつ役員・管理職は必ず出席。
さらに1~3年目くらいの若手は、当日の労働力も兼ねて当然のように出席の圧力がかかる。
そうすると、老人と若手+小さな子どもがいる家族連れが少々、という歪な構成で運動会が開催される。
それを避けようと特管職は、若手を卒業した年代に圧力をかけ始める。
会社はそれを見て見ぬフリしてるよね??
休みの日に丸一日潰す運動会なんてやったら、こうなるの分かるよね?
「コミュニケーション向上」「健康促進」って本気で言ってる?こんなに参加率悪いのに?
「福利厚生充実してます!」っていうアピールだけなんじゃないの?
当日はイベント会社の人たちたくさん来るし、参加者の弁当・飲み物も揃えて、会場も大きなところ借りてますよね。
さらに企画・運営する社員(総務課)の労働時間考えたら、一人分の年収ぐらいになるんじゃないの?
直接部門(現場)はどこもかしこも人足りなくて必死だって知ってます?
そのお金で人員増やせませんか??
それでも運動会をやるなとは言わない。
最初に言ったとおり「参加したい人」にとっては良い企画だと思う。
だから任意参加という形をぶん投げて、現場での圧力を無視するのはやめてくれ。
是正策は次の3つ。
1.本当の意味での任意参加として、管理職に圧力かけるのをやめさせる。
ついでに役員から管理職への圧力もやめてあげて。
2.完全勤務時間扱いとして原則参加とさせる。
強制力を持って行うのであれば「何が何でも健康促進!!」という本来の目的も伝わるのでは?
3.勤務時間じゃないけど原則参加と明言する。
法律的にグレー(というかアウト?)だが、そこまで正々堂々するなら参加しましょう。
以上。
- 作者: ネットワーク出版編集部
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