それは息を呑む美しさ 山形県遊佐町の『丸池様』に行ってきました

こんにちは。

少し前に山形県遊佐町の『丸池様』に行ってきました。

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今回は山形が誇る神秘の池、丸池様を写真と共にご紹介します。

丸池様の場所

『丸池様』は山形県飽海郡遊佐町吹浦という地域にあり、鳥海山の麓に位置します。

丸池様へのアクセスは車が必須です。

• JR吹浦駅から車で5分
• 日本海東北自動車道　酒田みなとICから車で25分

ものすごく田舎のどかな場所にあります。丸池様は写真に映る木々の中にあります。

『丸池様』ってなんぞや

ここから本題です。『丸池様』とは山形県遊佐町の"池"のことです。

「え？池？何でわざわざ池を見に行くの？」

と思いますよね。

丸池様はただの池ではなく、歴史のある特別な池なんです。

湧き水オンリーの美しい池

丸池様は鳥海山麓にある直径20m、水深3m50cmの池。水深3m50cmはけっこう深いですね。

特徴はその水源で、なんと湧き水だけでできています。

その水は美しく、水面がエメラルドグリーンに輝きます。 そしてその水面は鏡のように周りの木を映し出しています。

丸池様の一帯は高い木々で覆われています。

高い木が生い茂る中にひっそりと佇む美し池。その雰囲気はまさに神秘的です。

池そのものが御神体

丸池様がいつから存在していたのかは定かではありませんが、昔から美しかったようです。

その神秘的な雰囲気から地域住民はこの池を『丸池様』と呼び池そのものを信仰の対象としていました。

つまり池そのものが御神体となっています。そのため、近くには池を御神体としたお社もあります。（写真撮り忘れました）

池の魚は全て片目！？

丸池様にはこんな伝説があります。

後三年の役で、鎌倉権五郎景正が敵に目を射抜かれ、三日三晩その敵を探し求め見事に討ち取ったあとにこの池で目を洗ったため、この池に住む魚は鎌倉景正に敬意を表してすべて片目であると言われています。

（やまがた庄内観光サイトより）

丸池様は厳重に管理されており、周囲にはロープが張られているため残念ながら池の魚を見ることはできませんでした……

当然ですがロープを超えて立ち入ることはできませんので、池の水を飲んだり魚を取ったりするのは言語道断です。

またこの一帯は天然記念物に指定されているため、その辺に生えている植物でも持って帰ることは禁止されています。

周囲には鮭孵化場もある

丸池様の周囲には『箕輪鮭孵化場』が隣接されています。

鮭孵化場の駐車場に車を停めて丸池様に向かうのですが、そこまでの水路がとんでもなくキレイです。

ちなみにこの緑のモフモフは梅花藻（バイカモ）という水草の一種で、地域によっては準絶滅危惧種に指定されているようです。

途中には丸池様の案内板もあります。

あなたも『もののけ姫』の世界へ

以上、山形県遊佐町の『丸池様』のご紹介でした。

あの神秘的な雰囲気、どこかで見たことがあるなぁと思ったら『もののけ姫』でした。

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シシ神様が歩いてくるあの池です。規模は小さいですが、実際にその目で見ると私の言っていることが分かると思います。

休みの日ということもあり観光客もけっこういたのですが、丸池様付近はみなさん静かに、自然と小声で会話していました。そうさせる雰囲気がこの場所にはあります。

周りが田んぼだらけのとんでもない田舎豊かな自然に囲まれた場所なので車が必須ですが、近くに来た際はぜひ足を伸ばして神秘的な雰囲気を味わってみてください！！

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