映画『ジュラシック・パーク』シリーズ!Amazonプライム・ビデオで見られるようになった全5作の見どころを紹介します!

こんにちは。

なんと世界的大ヒット映画ジュラシック・パーク』シリーズ全5作がAmazon Primeビデオで見れるようになりました。

ジュラシック・ワールド (字幕版)

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恥ずかしながら私はきちんとジュラシック・パークを見ておらず、これを機に全て見ました。

「まだ見ていない」「久しぶりに見てみようかな」という人へ向けて、映画『ジュラシックパーク』シリーズの作品ごとの見どころを紹介していきます!!

ジュラシック・パーク』シリーズとは

もはや説明不要でしょう。

ジュラシック・パークシリーズは、名匠スティーヴン・スピルバーグ監督により1993年に一作目のジュラシックパークが公開され、「現代に蘇った恐竜」をテーマとして、最新CG技術によるリアルで恐ろしい恐竜の映像と壮大なスケールの冒険劇を描き、空前の大ヒットを記録しました。

その後、続編として1997年にロスト・ワールド/ジュラシック・パーク、2001年にジュラシックパークIII』が公開。10年以上の期間が空いた2015年、役者陣を一新しつつも正当な続編であるジュラシック・ワールド、2018年にジュラシック・ワールド/炎の王国が公開されました。

特に2015年の『ジュラシック・ワールド』は世界映画史上歴代5位となる興行収入16億ドルを記録し、今なおその人気は留まることを知りません。

ジュラシックパークの作品紹介と見どころ

ここからはジュラシック・パーク全5作のあらすじと、各映画の見どころ(というか私の感想)を紹介していきます。

ジュラシックパーク(1993年)

あらすじ 大富豪ジョン・ハモンドリチャード・アッテンボロー)の招待で考古学者のアラン・グラントサム・ニール)とエリー・サトラー(ローラ・ダーン)、数学者のイアン・マルコムジェフ・ゴールドブラム)は南米コスタリカの沖合に浮かぶイスラ・ヌブラル島を訪れる。

その島では遺伝子工学研究により古代の恐竜を蘇らせることに成功していた。ハモンドはこの島を究極のエンターテイメント施設「ジュラシック・パーク」として開園するため、先行してグラントたちにパークを体験してもらいたいと依頼する。

ハモンドの会社の顧問弁護士ジェナーロハモンドの孫であるアレクシスティモシーを加え、グラントたちはパーク巡りを始める。しかし度重なるトラブルにより恐竜が脱走、人間たちに恐ろしい牙を剥けるのだった……!!

見どころ 長きに渡り愛されるジュラシック・パークシリーズの礎を築き上げた1作目ジュラシック・パーク

この作品最大の見どころは何と言っても現代に甦った恐竜たちの圧巻の映像美です。

グラントたちが初めて目にした、雄大ブラキオサウルス私もつい「おぉーーーーーーー!!!」と唸りました。

今見ると、本作の恐竜たちは当時最新のCG技術を使っていたとは言え、現代のものより技術的には劣るはずです。しかしなぜか「古臭い」とか「胡散臭い」とか感じさせないことが凄い。今見ても恐竜たちは迫力満載でリアリティに溢れています。むしろ現代の映画でもここまでリアルでフレッシュな映像を作ることは難しいのではないでしょうか。

それほどまでに完成された、大迫力の恐竜たちを見ることができます。


ストーリーは1作目ということもあり、非常にシンプルで分かりやすい構成です。特に本作で一気に恐竜の代表格になったティラノサウルス=T-レックスの強さ、恐ろしさをを全面的に押し出しているのが最高です。そしてそれを逆手に取ったラストの展開には痺れます。

またシリーズ通して感じられる点として、ジュラシック・パークでは善悪関係なく、人間が躊躇なく葬られます。「人間が自然を、生命を制御することなんてできない」というメッセージが込められているようで、たまりません。

ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク(1997年)

あらすじ "ジュラシック・パーク計画”が消滅してから4年。絶滅したはずの恐竜が、"サイトB”と呼ばれる孤島で確認された。

そこはかつて恐竜のクローンを生産する拠点としていた島であり、放置された恐竜たちが新たな生態系を作り出し繁殖していたのだ。

ジュラシック・パークで地獄を経験したマルコムは、ハモンドから「島に向かい生態観測をしてほしい」と依頼される。一度は断るが、恋人のサラ・ハーディングジュリアン・ムーア)が既に向かったことを知り、チームを結成し急行する。

そこには想像をはるかに凌ぐ恐るべき野生恐竜たちの猛威が待ち受けていた。

見どころ 2作目となるロスト・ワールド/ジュラシック・パーク

前作『ジュラシック・パーク』で主役となったグラント博士、あるいはハモンドの孫が活躍するのかと思いきや、抜擢されたのは何と数学者のマルコム。

前作では身を挺してT-レックスの注意をそらし、途中退場してしまったマルコム。まさか彼が主人公になるとは思いもよりませんでした。しかも前作で死に直面する経験をしたからなのか、性格がちょっと真面目になっている気がする……


とまあそれは良いとして、本作は見ていて終始モヤモヤさせられます。

その最大の要因がマルコムの恋人サラ。

彼女は序盤に「プロのサバイバー」的な紹介をされますが、やることなすことメチャクチャでことごとく危険を招き寄せる死神のような存在。

話の展開のためとはいえ、あまりにもひどい行動を取り続けるせいで話に集中できません。しかも被害を食らうのは無関係な人々。「自然は、恐竜は善悪関係なく人に襲いかかるのだ!」とは言っても、これはあまりにもひどすぎる。


肝心のT-レックスが襲いかかるシーンも周りが暗く状況が分かりづらい。前作『ジュラシック・パーク』に比べるとやはり新鮮味に欠けてしまう内容です。

ジュラシック・パークIII(2001年)

あらすじ 8年前に『ジュラシック・パーク』を経験したグラント博士。彼のもとに「新婚旅行で”サイトB”に行きたい」と言うカービー夫妻ウィリアム・H・メイシー、ティア・レオニー)の依頼で、助手のビリーアレッサンドロ・ニヴォラ)と共にガイドとしてサイトBへ向かう。

しかしカービー夫妻の真の目的は、先日パラセーリング中にサイトB付近で行方不明となった一人息子エリックを捜索することだった。

そして島に着いた一行の前に現れたのは、グラントを恐怖の底に叩きつけたT-レックスをも凌ぐ凶悪な恐竜だった……!!

見どころ 1作目『ジュラシック・パーク』の主人公、グラント博士が再び帰ってきます。

しかし「金で苦しむ博士が金をチラつかされて怪しいと思いつつ飛びついたら大惨事に!」という流れが1作目と同じ過ぎて、グラントの成長がまったく感じられません。1作目では子供嫌いのおっさんが子供との交流を通じて勇ましく成長したように見えたので、同じ過ちを繰り返すおっさんにガッカリしてしまいました。

さらに前作『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』同様、本作『ジュラシック・パークIII』でも女性キャラがとにかくバカ。いくら自分の子どもが心配だからと言っても、危険と分かりきっている場所でキャーキャー騒ぎすぎ。スピルバーグ監督は女性に何か恨みでもあるのでしょうか。

前作『ロスト・ワールド』ほどではないものの、全体的にはやはり1作目の焼き直し感が否めません。


しかし本作ではこれまでになかった翼竜プテラノドンにスポットライトを当てたり、ティラノサウルスに変わる最強の恐竜が出てきたりなど、新しい恐竜たちが楽しめます。

特にプテラノドンとの遭遇、逃走劇は不気味で迫力満載です。

ジュラシックワールド(2015年)

あらすじジュラシック・パーク』の惨劇から22年。イスラ・ヌブラル島はマスラ二社によって新たな恐竜テーマパーク『ジュラシック・ワールド』として生まれ変わり、毎日2万人の旅行者が訪れる世界的な観光施設として成功を収めていた。

パークの責任者クレア・ディリングブライス・ダラス・ハワード)は、パークを訪れた甥のザックとグレイの相手をする暇もないほど多忙で、パークの人気をさらに高めるべく複数の恐竜の遺伝子を掛け合わせ、過去に存在しなかった”新種”の恐竜開発に力を入れていた。

クレアは今後のパークの発展を賭けた新種の恐竜を飼育している防壁が適当であるかを確かめるべく、ヴェロキラプトルの調教師であるオーウェン・グレイディ(クリス・プラット)に検査を依頼する。

しかしそこで想定外の事件が起こり、凶暴な新種の恐竜が壁の外へ脱走してしまうのだった……!!

見どころ 3作目から実に14年の月日を経て公開されたシリーズ4作目のジュラシック・ワールド。進化した映像技術を駆使して、過去最高の映像美が楽しめるのと同時に、1作目の『ジュラシック・パーク』への愛に溢れています。

1作目に出てきたあのDNAのキャラクター、Tレックスヴェロキラプトルが戦ったあの本館、デニスが遺伝子を盗み出した結果事故に遭い放置されたままのカート……

そしてなによりラストの展開!1作目と同じ!でも全く違う!手に汗握り血が騒ぐお祭り状態!

他にもプテラノドンの大群が一般客を襲う恐怖や、海中で圧倒的な力を誇るモササウルスなど新たな恐竜たちも見どころです。また「全く悪く無いことしていない人間が無常にも喰われる」という無慈悲さも健在で、「これぞジュラシック・パーク!!」と感じられます


ストーリーは中途半端にラブストーリーも入っていて薄味ですが、これまで気が狂った大人しかいなかったジュラシック・パークシリーズにおいて、クリス・プラット演じる本作の主人公オーウェンはしっかりとした頼りになるカッコいい男オーウェンの活躍を見ているだけでも楽しい。

恐竜たちの映像美とアクションを追求し、不調だった2作目『ロスト・ワールド』、3作目『ジュラシック・パークIII』を一気に挽回する傑作エンターテイメントです。

ジュラシック・ワールド/炎の王国(2018年)

あらすじジュラシック・ワールド』の事件から3年後。人間の手から離れたイスラ・ヌブラル島では恐竜たちが自由に暮らしていたが、島の火山が活動を始め、このまま放置してすれば恐竜たちは絶滅。人間に造られた恐竜たちを保護すべきかの議論が繰り広げられている。

恐竜保護団体を立ち上げたクレアは、故ジョン・ハモンドのビジネスパートナーであったベンジャミン・ロックウッドジェームズ・クロムウェル)の支援を取り付け島へ向かうことになる。そこにベンジャミンに仕える財団の代表イーライ・ミルズ(レイフ・スポール)が現れ、かつてオーウェンが調教したヴェロキラプトル”ブルー”を保護するようにクレアに依頼する。

クレアはオーウェンに協力を要請し共に島へむかい、ブルーの保護に取り掛かる。しかしその裏ではイーライによる「島の恐竜を持ち帰り、新種を生み出して売りさばく」企みが進んでいた……!!

見どころ シリーズ最新作であり『ジュラシック・ワールド』の続編となる5作目ジュラシック・ワールド/炎の王国

パッケージに描かれた火山をバックに雄叫びを上げるT-レックスの姿が印象的です。

しかし、本作で印象に残るのはそれだけです。


ストーリーはこれまでの作品を継ぎ接ぎしたかのような展開であり、予告でさんざん宣伝していた噴火する島からは早々に退散してしまいます。

その代わり(恐竜たちからすれば)狭い屋敷の中でのてんやわんやを繰り広げる。正直、これまで見てきた太古の恐竜たちへのイメージとかけ離れた展開です。もちろん新しい取り組みや現代に合わせた設定なのでしょうが、

「いや、僕らが求めてるのはそういうのじゃないんですよね!」

と言いたくなります。


そして最大のポイントが本作に登場するある少女。彼女、恐竜なんか目じゃないほど驚異的な存在であり「イーライは恐竜なんか売ってないでこの女の子の技術活かせばボロ儲けできるのでは?」と言いたくなります。恐竜に集中できません。


ただし本作のラストは人間たちにとってとんでもない展開になるので、(あるのかはわかりませんが)次回作次第ではつなぎの作品として評価が変わる可能性を秘めています。

とにかく次に期待しましょう!!

おすすめは『ジュラシック・パーク』と『ジュラシック・ワールド

以上、映画ジュラシック・パーク』シリーズの作品を紹介してきました。

ジュラシック・パークは世界的なヒットを記録し、現在も最新作が公開されるなど長く愛されている作品です。

しかし正直に言って作品のデキにはかなりバラつきがあり、全てが高い評価を受けているわけではありません。


それでも革新的な映像で映画史を塗り替えたのも事実であり、「今後”恐竜映画”を作ることはできないのでは?」と思わせる偉大な作品たちです。


その中でも個人的なおすすめはジュラシック・パークジュラシック・ワールドです。

不動の地位を築き上げた1作目『ジュラシック・パーク』、そして現代の技術で恐竜を描くことにチャレンジし、1作目の愛に溢れた『ジュラシック・ワールド』。

この2作さえ見ておけば、ジュラシック・パークの魅力は十分に伝わると思います。



もちろん、余裕があれば全部見ましょう!!ジュラシック・パークのシリーズ全5作は、全てAmazonプライム・ビデオビデオで視聴することができます。

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