こんにちは。
2018年3月15日、PS4・PSVita・Nintendo Switchでゲーム『進撃の巨人2』が発売されました。
私は2018年になってからHuluでアニメ進撃の巨人を全話見て、すっかりハマってしまいコミック最新刊まで追いつきました。
(追記:2018年7月からアニメ『進撃の巨人 Season3』の放送が始まります!) blog.wackwack.net
そんなタイミングで発売された『進撃の巨人2』。トレイラーを見る限りとっても面白そう。でも問題が一つあって、私は普段ゲームをあまりやりませんが、一度やりだすとしばらくはソレにのめり込んでしまうタイプです。
「これを買ったら多くの時間が失われる……」
そして悩みに悩んだ末、
ということで、PS4本体を中古で調達してまで購入に踏み切りました。
1週間ほどプレイしてみた感想は、
楽しいというのはそのままですが、何が辛いのか。それはやりこみ要素が多すぎること。私のような生真面目くんがプレイすると
「あれもやって、これもやって……あぁぁぁぁ時間が足りない!ストーリー進まないィィィ!!」
となってしまうことです。
今回はゲーム『進撃の巨人2』の主にストーリモードについて、楽しさ・辛さをご紹介します。
- ストーリーモード
- オープニング
- 『進撃の巨人』の世界へ
- 巨人討伐の立体機動が気持ちよすぎる!!
- 「日常パート」という魔物
- ストーリモードが終わっても進撃の巨人は終わらない
- ゲーム『進撃の巨人2』の楽しみ方は人それぞれ
ストーリーモード
進撃の巨人の世界に住む一人としてオリジナルの主人公を操作し、進撃の巨人のストーリーを追体験します。
主人公はエレンたちの同期・104期訓練兵団として入隊し、共に巨人を駆逐していきます。
主人公を自然な形で進撃の巨人の世界に参加させるため、会話内容や展開に若干の変更点はあるものの、ほとんど原作そのままの形でストーリーが進みます。
あらゆる名場面に自分(オリジナル主人公)が参加する様は、進撃の巨人ファンならば大興奮間違いなしです。
ストーリーの範囲はアニメの第2シーズンまでとなっています。個人的には後述の日常パートを実装する暇があるならもっと先の話まで収録してほしかった話のボリューム的に少し物足りない気もしますが、周回することなどを考えるとちょうどいいくらいなのかもしれません。
オープニング
せっかくなのでストーリーモードの始まりをを少しだけご紹介します。
主人公と思われる人物の主観が映し出されます。あれ、既に調査兵団……?
すると突然「女型の巨人」が出現!!!!!
さらにアルミンとジャンが登場。今は”女型の巨人捕獲作戦”の一幕のようです。
ここからチュートリアルもなく突然キャラクター操作が始まります。
とりあえず右下の地図を見ながら移動して女型の巨人に追いつくと、再び主観映像に。
そして同じく女型の巨人を追いかけてきたエレン巨人も登場!
ここで映像は終了し、本格的なプロローグが始まります。どうやら冒頭の映像は主人公が残していた「調査日誌」の記録の再現のようです。
主人公はエレン・ミカサ・アルミンと同じシガンシナ区出身で、あの日鎧の巨人に両親を殺されてしまったことが語られます。
巨人から逃げる船の上。エレンの隣で名ゼリフ「一匹残らず駆逐してやる!」を聞き調査兵団を目指すことになったのでした……
運命を感じるオープニング。こんなの見せられたらあっという間に感情移入してしまいます。
『進撃の巨人』の世界へ
キャラメイク
オープニングが終わると訓練兵団の入団式が始まります。エレンの同期・104期生がキース教官からの洗礼を受けています。
頭突されるジャンを眺めている、なんとプレーヤーもキース教官から名前を聞かれ、キャラメイクが始まります!!!なかなか凝った演出です。
これがキャラメイク画面。編集できるパーツが多すぎてくそ面倒くさい作り込みが楽しめます。
私は調査兵団にデブがいないのでデブキャラを作ろうと思ったのですが、体型はある程度のバランスにしかできませんでした。
ということでテキトーに作っていった結果、生意気そうなインテリメガネができあがりました。
なお、キャラクターの顔・体型・名前も含めて、ストーリーの途中でも自由に全て作り直すことができます。
……いいのか!?
巨人討伐の立体機動が気持ちよすぎる!!
次にご紹介するのは、このゲーム最大の醍醐味である巨人討伐です。
爽快な立体機動
何と言っても最大の特徴は立体機動装置による移動と戦闘。
空を自由に飛び回り、スピード感が溢れる。爽快!爽快!超爽快!
そして対巨人では細かく空中移動を行い、巨人の手を削ぎ足を削ぎ、最後にうなじを削ぎ落とす!!
キレイに決まれば何とも言えない快感を覚えます。
と言っても言葉と画像では半分も伝わらないと思うので、公式のトレイラーをどうぞ。
最初は手こずるかもしれませんが慣れれば簡単に削げます。難易度も調整できるので、アクションゲームがそんなに得意ではない人でも十分楽しめるはずです。
「日常パート」という魔物
立体機動操作のあたりまでは、
と思える部分。ここからが、
となってくる部分です。
「日常パート」は次の戦いに備えたり、原作キャラと友好を深めたりと、とにかく「巨人討伐以外の諸々のイベント」を楽しむパートです。
原作キャラとの友好を深める
日常パートでの主なイベントのひとつが原作キャラとの友好度を深めることです。
これの嬉しい点は以下の2つ。
- 各キャラから「スキル」をもらえる。
- ゲームオリジナルのイベント(会話)がフルボイスで楽しめる
1つ目の「スキル」は、プレーヤーに装備することで戦闘能力が向上します。これはありがたい。
2つ目のオリジナルイベントは原作(アニメ)に興味ない人には本当に無駄ですが、特にアニメファンにとってはたまらんですね。だってフルボイスですからね。
特にモブ以上レギュラー未満のキャラたちと深く関わることができるのは、とっても楽しい。
友好度を深める方法は「会話」「贈り物」「調査任務の同行」があります。
会話
日常パートで各キャラに話しかけると、会話イベントが始まります。会話の選択肢から適切なものを選ぶことで友好度が上昇します。
贈り物
巨人討伐で貯めたお金で贈り物を購入し、各キャラに渡すことができます。ただし、キャラごとに好き嫌いがあるため注意が必要です。
調査任務の同行
本編とは関係のない、巨人討伐任務に誰か一人を同行させることで好感度が上がります。
と、ここまで説明してきましたが、お分かりでしょうか。
上記のことを何もしなくても本編の戦闘や強制シナリオだけで最低限の好感度アップ=スキル入手ができます。しかし私のように「原作が好きだからゲーム始めた」勢にとっては、これらは無視できないイベントです。もう義務感すらあります。
とは言っても本編と関係のない大量の調査任務を行い、日常パートでが来るたび小まめに会話したり、誰が何を好きなのかを考えたり……するのはメチャクチャ時間がかかります。
そして友好度アップの対象キャラは
……
でもね、原作知ってますから。
「ここで友好度上げておかないと、もうすぐ死んじゃってもう会えない!!」
ってキャラもいるんですよね。そうすると本編そっちのけで上げたくなっちゃうんですよね……
公式サイトでは、
「ストリーモードクリアに必要な時間は30時間前後」
とありましたがどう考えても足りません。
武器の強化
キャラの友好度アップだけでお腹いっぱいですが、さらに追い打ちをかけるように「武器の強化」があります。
もちろんこれに取り組むことで戦闘を有利に運べるのですが、
- 新しい武器がどんどん増える
- 武器は「強化」「補強」ができる
- 武器の強化には「素材」が必要で、買ったり巨人討伐時に集めたりする
- 武器の補強は持っている武器を組み合わせる
と、日常パートが来るたびに最新の武器や素材をチェックして武器の「強化」「補強」に取り組みます。
「そんなもん大雑把でいいじゃん」で済む人は良いのですが、私は真逆です。
「どのくらい効果あるかわからんけどとにかくできることをやっておこう」
と考えてしまいます。その結果、
巨人の捕獲
まだあります。
原作でも少し出てきましたが、巨人討伐中に巨人を捕獲することができます。捕獲した巨人は日常パートで図鑑にコレクションされます。 その名も「巨人研究所」。
それも小型・中型・大型や通常・奇行・異形などなど、様々なタイプの巨人がいますから、さながらポケモン図鑑です。
巨人研究を進める意味として、巨人をたくさん捕まえると特殊な「スキル」や巨人討伐時に使えるアイテムが入手できます。
正直私は立体機動ができればそれでいいかなぁ……って。
ストーリモードが終わっても進撃の巨人は終わらない
ストーリーが終わってもまだまだ進撃の巨人は終わりません。
なんと2週目(?)以降、友好度が高めたキャラクターは原作で死ぬ運命を回避することができるのです!!
つまりパラレルワールドのストーリーが展開される!
……
ゲーム『進撃の巨人2』の楽しみ方は人それぞれ
と、いろいろと紹介してきましたが、
- 純粋にアクションゲームを楽しみたい人
- 原作の世界観を楽しみたい人
の、どちらにもオススメできるゲームであることは間違いありません。
私はまだ全てクリアしていませんが、日常パートを無視すればストーリモードはサクサク進む印象です。だから、爽快な立体機動=アクションを楽しみたい人は迷わず買いです!
逆に原作の世界観を楽しみたい人。でも「めっちゃ時間かかりそう」と思っているあなた。あなたにはこの言葉を送ります。
以上です。