映画『ウルフ・オブ・ウォールストリート』感想【ゲス、ここに極まる】

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こんにちは。

Amazonプライムビデオで映画ウルフ・オブ・ウォールストリートを観ました!

ウルフ・オブ・ウォールストリート [Blu-ray]

ウルフ・オブ・ウォールストリート [Blu-ray]

あらゆる欲望を叶えていった実在の株式ブローカー、ジョーダン・ベルフォードの人生を描いた人間ドラマ(?)です。


3時間に及ぶ大作ですが、作品の内容はとってもシンプル。


「金!権力!ドラッグ!セックス!これがアメリカンドリームじゃあぁぁぁぁぁ!!」


というお話です。

とにかく面白かったので、感想を綴ります!

(ネタバレはほとんどありませんが、自己責任でお読みください。)

あらすじ

学歴や人脈もないまま、22歳でウォール街投資銀行で働きだしたジョーダン・ベルフォート(レオナルド・ディカプリオ)。巧みな話術で人々の心を瞬く間につかみ、斬新なアイデアを次々と繰り出しては業績を上げ、猛烈なスピードで成り上がっていく。そして26歳で証券会社を設立し、約49億円もの年収を得るまでに。富と名声を一気に手に入れ、ウォール街のウルフという異名で呼ばれるようになった彼は、浪費の限りを尽くして世間の話題を集めていく。しかし、その先には思いがけない転落が待ち受けていた。

(Yahoo映画より)

感想

ゲス、ここに極まる!!

全編通して「ゲス」です。

主人公ベルフォード(および彼の仲間)はどこを取っても人間のクズで、一般ピープルである我々からすれば憎むべき相手です。

クズ株を売りつけ大損させ、仕事中でもドラッグを常用し、社内の至るところでセックスが行われ、毎晩娼婦と遊び回る。なのに結婚して子どももいる。その妻がクッソ美人だから余計に腹が立つ!!!


しかもこれ、実在の人間ですよ?
ジョーダン・ベルフォート - Wikipedia


いいですかみなさん、「ベッ◯ー」や「ゲスの◯み乙女」をボコボコにしている場合じゃないですよ。彼らがあのレベルなら、このベルフォードは今すぐ市中引き回しのうえ打ち首です。(ちなみに彼は今も生きています。)


と、こんな内容だから好き嫌いは絶っっっっっっっ対分かれます。

芸能人の不倫ぐらいでプンスカしている人*1は、怒りのあまり白目ひん剥いて気絶するから、観ないほうがいいです。

秀逸すぎるブラック・コメディ

それでも私はこの映画、最高に楽しめました。


全ては話のテンポの良さとパンチの効いたブラックジョーク。

3時間という長時間ですが、全く飽きること無くポンポンと話が進み、そこかしこにブラックな笑いが散りばめられています。

そのどれもこれもがゲスの極みで、突き抜けている。だからこそ過ぎ怒りや嫌悪をと通り越して笑いになってしまう。


例えば、「ポパイがほうれん草を飲み込んでパワーアップしているのを見て、ドラッグを鼻から思いっきり吸い込んでやる気出す」とか、控えめに言って最高ですよ。 f:id:WorldWorldWorld:20171009162737p:plain

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(Amazonプライムビデオ『ウルフ・オブ・ウォールストリート』より)

これはほんの一例で、最初から最後までこんな調子でぶっ飛んでます。ここまでぶっ飛んでいるからこそ成立する、他に類を見ない突き抜けたブラック・コメディです。

リスクを取り続けた人生

ウルフ・オブ・ウォールストリート』はとても印象的なラストを迎えます。

それはジョーダン・ベルフォードから我々一般人に突きつけられるメッセージ。


「オレはリスクを取って取って取り続けてこの金や女を手に入れたんだ!安全ばかりを取ってのほほんと暮らすアホ面どもにとやかく言われる筋合いは無いんだよ!!!!!!」


彼こそゲスの極み、King Of Gesu。でもそこまでぶっ飛んで突き抜けたからこそ、リスクを取り続けてきたからこそ、欲望を全て叶えることができた。

正気の沙汰とは思えないし、誰も真似しようと思わない。というか真似できない。人から見れば人間のクズだけれど、それが彼の生きてきた証。


ここまで来るとゲスだという怒りを通り越して思う。

「こいつ、すげぇ」

と。

未だ見ぬゲスが、ここにある

以上、『ウルフ・オブ・ウォールストリート』の感想でした。


強い倫理観と正義観を持つ方にはおすすめしません。

が、できるだけ多くの人に観てもらいたい。

特に芸能人の不倫に一喜一憂している皆さん。

本当の「ゲス」とはこういういことだ!!


それを自分の目で目撃してください。


ウルフ・オブ・ウォールストリート』はAmazonプライムビデオで無料視聴できるぞ!

*1:「無関係な他人の問題にいちいち怒るような人」という意味です。決して不倫を肯定しているわけではありませんよ!