小さな星がほらひとつ

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日本はもう「普通の国」だから、安定した職場に居続けるのは、本当にまずいとは思うけど

社畜の戯言
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たまたまこんな記事を見かけました。
blog.tinect.jp

ネット上ではかなりの反響があるようですね。


この記事を見た私の感想は「言ってることは正論ですよね」です。


かくいう私も、大企業には程遠いですが比較的「安定した職場」にいます。
そこで思うのは「なかなかのぬるま湯にいるよなぁ」です。

成果を出さなくても(私の目から見てもまるで成果出ていない人も)リストラに怯えることは無いし、
ボーナスも出るし、このご時世にありがたいです。

でも仕事のスピード感とか、会社としての技術力とか他の企業に比べてもちょっと遅れてるよなぁと感じます。
ま、他の企業にいたことないからわからないんですけどね。


このぬるま湯にいる私が、ある日突然会社が潰れたら雇ってくれるところあるのかな……と時たま不安になります。
正確に言えば雇ってくれるところはあるのかもですが、今の暮らしは望めないなぁと思います。



そういう意味では、

「政府も企業も、個人の生活を守れない。頼れるのは自分の力だけ。ぬるま湯に浸かっているとサバイバル力が低下する」という話をされていた。

というのは最もであり、

「まず、30歳くらいまでは成果を出すことにメチャクチャこだわることです。上司に媚びても、過労になってもです。これはキレイ事では済まない世界ですよ。能力を上げるには、成果にこだわるしかありません。今いる会社で成果を出せないうちは、どこに行ったってダメですね。」

というのも、間違っていないと思います。



でもね、上司に媚びて、過労になるまで死ぬほど働かないともうこの先日本では生きていけないんですかね。
確かに「出世することが生きがい」とか「起業して夢かなえたい」とか、そいう人にはいい世界だと思います。

一方で、そんなに必死に働くよりも「家族とのんびり過ごしたい」とか「仕事は仕事、自分の時間とは割り切りたい」という人も必ずいるわけです。


記事にも出ていますが、保守的な姿勢、とても分かります。

「一度、転職しようかとおもってエージェントに会ってみたけど、年収下がるって。150万くらい。」
「150万か……。でも、新しい環境でチャレンジするなら、それくらいは許容範囲じゃない?」
「いやいや、多分家族が許してくれない。」
「そうか。」
「それと、新しい職場で成功するって言う保証はないじゃない。」
「まあね。」
「今の職場は、面白く無い訳じゃない。多少ガマンすれば、安定して良い職場だし。」

最後に「彼はおとなになったのだろうか」という問いかけがありますが、おとなになったと言うか「夫」「父」になったんでしょう。

給料アップさせつつ家族も大事にできる道もあるのかもしれません。
それでもリスクゼロということはない。

自分で考えた結果、保守的な道を進むというのは決して悪いことではないと思うんです。
新しい道を進んでも進まなくても、将来どうなるかは分かりません。
だからどの道を取るか、それが良かったか悪かったかはその人だけがが決めるられることでしょう。



「現実見ろ」「資本主義とはそういうものだ」と言えばそれまでなんですが、社会として「生きたいように生きていける」枠組みがあるのが一番だと思うんです。


成果出しまくれる人はその見返りとして給料メチャメチャ貰えるし、夢もかなえられる。
給料据え置きでもその人は安定した場所で、家族と毎日を楽しく過ごせる。
この2人よりももーっと頭使って頑張った人は、給料たくさんもらえて、夢も叶えられて、家族とも楽しく過ごせる。


人それぞれが自分に最も見合った道を選べて、「楽しく」人生を歩んでいける社会が素敵ですよね。

とは言いつつも、やっぱり安定した職場に居続けるというのは会社が潰れた時最もリスクが高いです。
これは「転職のしづらさ・転職へのマイナスイメージ」「副業禁止」というネガティブな文化が要因として大きい気がします。


これらのハードルを下げていくことで「自分の人生のペースで自由に働く」ということが実現できる社会を望みます。