小さな星がほらひとつ

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週末に観た映画

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Hustle & Flow
8Mile


この2本立てでした.
どちらもHIP HOPを題材にした有名な映画.かつ数少ない成功したHIP HOP映画(と宇多丸師匠が言っていました.)


感想はどちらも文句無くおもしろい!
どちらかと言われればハッスルの方が好きかも.
いわゆる「負け犬映画」になるのかな?

まずHustle & Flowですが,作品としては文句ないですが,主人公には同情の余地も無い!と思いました(笑)
むしろ周りの人達がすげーいい人だからこそ成り立っている.

ノラちゃんとかむちゃくちゃ偉いじゃないか.
なんか信頼とかじゃなくてDがいいように利用しているように見えてしまった.
確かに「それぞれができる事をする」ってのは分かるんだけど...
「できることが」ああいうアメリカの実情なんだ,ってことなのかもしれないけど.
あと,スキニーが「D ジェイ」のペンダント見て,バカにするようにスクラッチ真似してたけど,「HIP HOPアーティストがDJ馬鹿にしてどうすんの!?」とか突っ込みたくなった(笑).単純にペンダントを馬鹿にしただけなのだろうけど.

と,言ってもですね,特にレコーディングシーンなんかは映画史に残る名シーンだと思う!曲も歌声もかっこいいし,主人公もハマっていた.


そして8Mile.これはどちらかというと,若い青年達のサクセスストーリー!と言うには凄惨な,でも最後にはスカっとする話でした.
エミネムの半自伝的な作品と言う事で,それだけでリアリティが増しました.
最大の見所である最後のバトルは,なぜあの場面でジミーが勝てたのかという,その理屈もきちんと描かれており,納得のいく結末でした.
8MileはHustle & Flowよりもフリースタイルのラップが多く見れるので,その点ではよりHIP HOP映画って感じでした.
決してきれいなだけではない友情,恋をストレートに描いて,少年達のラップにかける思いが良く表れていたのではないかと思います.



そして,この2作品を通して一番勉強になったことは,「HIP HOPとは何ぞや」ということを,一面ではありますが目の当たりにしたことです.
つまり,その日その日を生きるために最低の生活を送っている人々,その日常の中に積もっている不平,不満を歌に乗せてぶつけ合う!
それこそがHIP HOPの真髄(の一つ)なんだなぁ,と思ってみたり.
だからこそアメリカで受け入れられた理由の一つでもあるんだと.


とにかく言いたいことは,


日本のHIP HOP頑張れ!!!


ってことですよ.